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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

シラミ屋さんからの返事

ユビナガコウモリのクモバエを送ったところ、さっそく見ていただいたらしく、返事をもらいました。
ちなみに、コウモリからは大きいのと小さいのの2種類が採れています。送った際、
「小さいのは大きいのの幼体でしょうか?」というようなとんちんかんな質問を送ってしまいました。

>大小がいるというのは面白いですね.幼体と成体というのは完全変態昆虫なのでありえませんので、雌雄二型である可能性と、別種である可能性があると思います.

と言われました。
そんなん、冷静になって考えると当たり前ですねえ。
「すごくちっちゃいノミがいてました。ノミの子供ですね。」
って患者さんに言われるたびに、
「ノミの夫婦って言って、小さいのはオスのノミ、大きいのがメスのノミなんです。ムシは成長しても大きくなることはありませんから。」って、患者さんにいつも言ってるのに。
クモバエは手足が長くて動物に寄生しているので、ダニの感覚で幼体、成体、って考えてしまいました。


>浦野様
いただいたクモバエを顕微鏡で精査しましたが、大きいのにも小さいのにも雌雄がいるようです。したがって別種の可能性が高いです.

今回送付いただいたアセトン漬試料から良質のDNAが調製できました。ミトコンドリア16S rRNA遺伝子はPCRで増幅できましたので,これからクローニング、配列決定してみます。細菌16S rRNA遺伝子も増幅してきましたので,これを塩基配列決定すれば共生細菌の正体にあたりがつきます。

って事でしたが、さっぱりわかりません。
もちろん私も細菌学って習いましたが、細菌は寒天培地に植えて増殖させ、そのコロニーの形や培地の色の変化とかをみて同定するもんだと思っていました。そもそも、幸いにも私の学生時代はDNAが発見させる前だったので、そんな難しい勉強は必要なかったんでしょう。(ウソです。)


>学会の合間を縫って,ブエノスアイレスのレティーロ駅(日本でいうと東京駅みたいものです)の前の公園でドバトの死体を見つけて,2時間以上もいじくり回してハジラミをたくさん採集できました。地球の裏側の試料を入手できて大満足です.

国際シラミ学会があるという事実、地球の裏側まで行って参加し、ドバトの死体をつついて「大満足」って、学問というものはわからんもんです。

こちらに研究のこと、シラミ集めのお願いを掲載しました。みんなでシラミを集めましょう。
  1. 2006/10/25(水) 12:40:02|
  2. 穴・コウモリ|
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