学会(といっても、ハチ)に来ている外国の研究者にオオサンショウウオを見せたい、との依頼があって、オオサンショウウオを調査されている知り合いの方に観察会をお願いしました。
私自身、何十年も前は能勢での調査をお手伝いしていましたが、その当時は川をさかのぼりつつオオサンショウウオを探し、見つかると、写真撮影、各種測定をしていました。
今日の観察地は堰で止められているという事もあるのですが、数十センチの個体がごろごろいました。さらに、この河川では1000頭くらいの個体にマイクロチップが入っていて、「ピィ」で番号がわかり、「住民票」が出てくるという、近代的な調査に代わっていました。
時代が違うんだなあ。
ヨーロッパ人というのはオオサンショウウオがすごく好きなんですね。オオサンショウウオはいまは日本、中国、アメリカだけだったかなあ。ヨーロッパからも化石としてのオオサンショウウは出てきていて、ノアの箱舟からあふれて死んだ(?)子供の化石と言われていたとか。
まあ、皆さん、すごく喜んでくれて、紹介した私もホッとしました。それこそ、見つからなかったらどうしよう、って気が気じゃなかったです。
- 2018/08/06(月) 22:27:59|
- 日記|
-
トラックバック(-)|
-
コメント:0