毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

待ってます、って、

そのうちHPにも載せるけど・・・・。
ひどい外傷を負った鳥が来た。アカエリカイツブリ、というらしい。幸か不幸か知らないけど、自然史博物館のすぐ近くのマンションで保護されたらしい。で、そのまま博物館に持ち込まれたんだとか。
大阪ではこの10年で、3回くらいしか目撃例がないほど珍しいんだとか。博物館的には、治らないんであれば標本として欲しいらしい。
とりあえず、連れてくるように依頼した。

傷を見ると、頸部の皮膚がかなり剥離してて「中身」が見えている。食道や気管には達していない。鳥は一見元気そう。
治るかどうか聞かれたけど、そんなんわからん。餌付く鳥なら縫合してから、傷が落ち着くまでしばらく飼育する。カイツブリは魚食性だし、水鳥は地上で飼育するとすぐに撥水性が無くなって水に浮かなくなる。基本、なるべく早く放鳥する。

麻酔して傷を洗浄して、しばらく考えていた。縫合できなくはない。標本として欲しいと言われても、この状態じゃトリアージにはかからんだろうなあ。
殺す判断がつかぬまま、縫合した。一見きれいになった。ますます、安楽死からは遠ざかる。

長居公園の池に放せば、具合が悪くなったり、再保護されたり、最悪死ぬようなことがあれば人の目につく可能性が高い。
再保護されるまで、あるいは、お亡くなりになるまで待っててね、鳥屋さん。
  1. 2018/02/20(火) 21:23:35|
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