毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

まあ、私の穴じゃないんだけど・・・・・(その1)

コウモリの音声を研究している大学と一時「つるんで」いて、私の調査地に学生、教師を何度か連れて行ったことがある。その大学から考えると、私の調査地と言うのはけっこう遠い。大学の近くに大きそうな廃坑があるので、探検部にでも頼んで一緒に行ってみたら?、って進言したら、探検部がその穴を探し出してコウモリを発見してくれた。「京都のコウモリ」で論文を共著した。

私自身はその穴に行ったことが無いので、冬眠に使っているかどうか知りたくて行ってみようかと思った。正確な場所を教えてもらおうかと思いつつ、探検部のHPをチェックしてみた。
新入生歓迎洞穴探検、洞穴キャンプ、縦穴訓練なんかの文字がブログに並んでいる。最初に調査してから数年になるが、毎年そんな感じで「探検」しているらしい。

こっちにしてみりゃ、コウモリが生息するような穴は極力入って欲しくないんだけど。まあ、入っているのは年に2、3回で、ブログではそのたびに「コウモリがいた」って書かれているのでコウモリ自身、あんまり気にしていないのかもしれないが、一度に入る人数が半端じゃない。なんだかなあ、困ったなあ。

廃坑に入ることについては真面目に考えりゃ(真面目に考えないでも)問題がいろいろある。本来、鉱山と言うのは安全のために坑口を閉鎖しないといけない。現実的には鉱石が出なくなって「夜逃げ」するような採掘者もあり、そこまで手が回っていないことも多いらしい。で、ほったらかしの廃坑があちこちにある。

許可の問題を出しゃ、まず、採掘の権利者、ついで土地の所有者に入っていいかどうか聞くのが筋なんだけど、そんなん、許可をくれるはずもない。結果として、「穴があったら入りたい」的に、勝手に入るしかない。
私みたいな個人が黙って入るのは黙認(というか、私みたいな自営業者は「社会的地位」もないし、失うものが無い?)されても、大学の探検部みたいな組織が許可も取らないで廃坑に、しかも何十人も入るのは問題が大きいと思うけどなあ。
そのきっかけを作ったのは私。余計なことしたのかなあ。

(長くなりそうなので、その2に続く)
  1. 2017/01/05(木) 20:53:33|
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