毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

続・恐るべし、友が島

腹ごしらえも出来たし、今日の住処も出来たので軽装備で歩き出した。近くの見学ポイントを懐中電灯で回った。暗闇の戦争遺跡はコウモリ繁殖調査で慣れている。ナイトハイクというより、「子供の肝試し」みたいなもん。某所ではロープが張っていたけど奥が気になって入ってみた。ブッシュと崩壊がひどい。こんなとこでトラぶったら誰も助けに来てくれないし、見つかる頃には白骨だろうなあと思うが、私の調査地というのはこんなところばかり。まあ、どうという事ないかも。

(ここから、友が島の本領発揮か)
しばらく歩いているとぽつぽつ雨が降り出した。そういえば、天気なんて全く気にしていなかった。軽装備で、傘はテントに置いてきた。時間はたっぷりあるし、いったんテントに戻ってやむのを待つことにした。
テントでうとうとしていると、外でフラッシュみたいに空が光った。こんなとこ、車が通るわけもないし人もいないはず。何だろうと思っていると再び光が。どうも、雷らしい。音は聞こえないのではるか遠くとは思ったが、広場でテントとなるとなんだか気持ち悪い。避難する場所もない。とりあえず近くのトイレにでも行くか。トイレと言っても、男女用それぞれ一つの小さなトイレ。壊れているらしく、電気も付かない。懐中電灯を照らすとムカデが一匹、先に避難してきている。

入り口付近で雨と稲光を眺めていると、目の前を何かが横切っている。よく見ると、コウモリらしい。大きさや翼形から考えるとキクガシラコウモリ。こんな形で夜中に観察するとは思いもよらなかった。

結局は雷も近づく様子はなくテントでまた仮眠。雨音はうるさいが下から水がしみこむ感じもなく快適。さすが「モンベル製」と感心したり。

3時ころになってやっと小降りになってきたので、このままここで朝を迎えたんじゃ何しに来たのかもわからんので再び歩くことにする。傘を差そうとしたら・・・・、一本骨が折れている。これ、たぶん20年近く前にもらったもの。小さいのでザックに入れやすく重宝していた。さすがに耐用年数を超えていたのかなあ。傘の、折れた骨の位置を考えつつ、歩き出した。天気のためか、ガスっているからか、シカもリスも雰囲気はない。

某砲台跡に入るとコウモリが飛んでいるのに気が付いた。何度も友が島に来ていているが、この砲台跡でコウモリを見たことはなかった。ここは外部とツーツーなのでコウモリの生息には適さないと思っていたんだけど。また、よく見ると飛び方がキクガシラコウモリじゃないのもいる。友が島でのコウモリはキクガシラだけのはずなんだけどなあ。翼形と飛び方はユビナガコウモリらしい。運よく、一つのコウモリがまだ寝ぼけていたらしく、壁に止まったまま。やっぱり、ユビナガコウモリ。
コウモリ的には大発見。でも、なんでこんなとこにユビナガ?何で夜中なのに外に出ない?雨宿り?
再調査するならまたテント泊?さすがに何度も来るのはつらいなあ。

5時を回ると空が何となく明るくなってきて、リスもシカも姿が見えるようになってきた。雨も止んだ。

テントをたたんで再びコウモリがいた砲台へ。
残念ながら誰もいない。

8時30分頃に桟橋へ移動。船を待った。

(以下、続く)


  1. 2016/09/27(火) 20:33:48|
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