毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

動物園は見世物小屋じゃない、けど・・・・

博物館行事が天王寺動物園であった。2時間ほどは講演、その後、「実物」を見ながら解説。
中身の是非は置いていて、「この頃の動物園は、ずいぶん動物が減っていると思うんだけど」
との質問があった。
これは私も常々思ってはいるが、まあ、仕方ないなあ、と思っている。現実問題として動物の補充は全く出来ていない、というより、不可能になりつつある。アメリカなんかでは自国内の繁殖でかなりの部分を賄うようになっているらしいが、日本では死ねば輸入と安易に考えていたツケが回ってきている。

結局は、動物園に何を求めているのかという問題だろうと思う。一般市民の目はやっぱり、まだまだ見世物小屋の域を出ていないんだろうなあ。動物園側が声高に、教育施設だとか研究施設だとか言っても、見に来る側はまだまだそんな意識はなく、子供を連れて順番に動物を見て回るだけと言うのが実際のところ。
ゾウを見て、キリンを見て、トラを見て・・・・。

そろそろ、見世物小屋から脱却して研究施設としての道を歩いてもいいんじゃないかと思いつつ、営業的には珍しい生き物を並べて集客を図る路線は、簡単には捨てられないんだろうなあ。


とはいえ、久しぶりに園内を回ってみると動物の激減ぶりには驚いた。これじゃ、人口の減った「しもた屋」商店街と一緒。
特に両生爬虫類館は名前の書かれていないケース、ケージ、空きスペースがすごく多い。出来た時はすごく立派だったのに。
こここそ、珍しい動物に頼るんじゃなく、国産の両爬で間に合うはずだけどなあ。これは園側の手抜きじゃないか。
  1. 2016/09/03(土) 22:21:24|
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  4. コメント:2
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コメント

先生、海外の珍しい生き物を研究する前に日本固有の僅かな生き残りの保護・研究・繁殖にシフトするのは如何でしょう?輸入したトキしか一般人には思いつきませんので、空きスペースの利用にならないですかね。
  1. 2016/09/05(月) 07:58:54 |
  2. URL |
  3. あんこ #YAD.jzLY
  4. [ 編集]

両生爬虫類館こそ、日本の動物に特化させればいいと思うんだけど、それで人を呼べるかどうかですね。
京都動物園で、郷土の動物と称して「国産」の鳥たちをたくさん入れていました。傷病鳥を利用していた感じがあります。
  1. 2016/09/05(月) 09:02:53 |
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  3. #-
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