毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

誰か、いりませんか?

コウモリを始めた頃、博物館の学芸員さんに地質図をもらってそこに書かれている鉱山マークをしらみつぶしに探索していた。25000の地図に落とし、現地へ行ってみる。たいていは道も何もない山中だった。都会じゃ方向音痴でたいてい逆の方向をうろうろしているのに、廃坑となるとどういう訳か、よく発見できていた。

何となく山に入ると炭焼き跡があったりする。鉱石を精錬するのに炭が使われるのと関係あるんじゃないかと思っている。で、次いでズリの痕跡が見つかる。それを登ると坑口の痕跡があることが多い。ほとんどは閉鎖されているんだけどまれに入れるものもある。意を決して入るが大抵は数十mまでの試掘坑みたいなのが多い。コウモリの痕跡も無い。
こんな、コウモリのいない廃坑は「良い穴」って呼んでいたっけ。その意味は、まあ、ここは継続調査は必要ないでしょう、と言う意味。

短くってもキクガシラコウモリが一つ二つぶら下がっていることがある。コウモリがいないがグアノがある場合もあった。コウモリを始めた頃は一か月とか二か月後に再調査していたこともあったが、だんだん、キクガシラは「どこにでもいる」ということが分かって来て、こんな穴はよほど気にならない限り、再調査はしなくなった。

最初の頃はきっちり地図を整理していて、それを最近「再発見」した。といっても覚え書きみたいなメモだけの時もあってそれだけで再訪できるかどうかはよくわからないけど。
いずれ、というよりあと何年かもすれば私自身、山には登れなくなるのかなあ。それまでに「後継者」が出来ればまるごとデータをお渡ししたいんだけど、さあ、適当な人はいないもんだろうか。
知り合いの、大学の生物系の先生に、学生さんにコウモリを研究させて、ってお願いしたけど危ないからって断られたっけ。
ネットでコウモリを見たいという人を何人か穴に連れて行ったこともあったけどその時限りで、継続してくれる人はいなかった。つくずく、コウモリってマイナーな生き物、って実感する。
  1. 2016/02/19(金) 20:40:00|
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