毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

生きた恐竜

昨日の事。コサギが亡くなったので仮剥製を作ろうと準備した。準備と言っても新聞紙を広げてメス等を用意して、てな事だけだけど。
さあ、皮膚切開をしようかとすると手がかゆい。よく見るとハジラミがいっぱい手の甲を歩いている。

野鳥が来たとき、まずハジラミがいないかどうか確認する。人への感染を心配しているのではなく、東京大学の先生がハジラミを研究されていて材料を集めておられるから。これ、生きた状態でアセトン液に入れないと使えないらしい。しかも、シラミの腸内共生細菌を調べているとかで、ある程度の数が必要らしい。研究内容を書いた論文ももらったけど、さっぱりわからない。

というのは脱線で、保護時にざっと見たところではハジラミはいないように思ったのに、鳥が死んだとたんどこかから這い出し、たぶん体温を感じての事かなあ、死体を観察してこねくり回している私の手に移動してきたらしい。死んだとたん、宿主を離れるって、薄情な生き物ですねえ。

で、仮剥製の前にシラミ採り。2,3種類いたかもしれない。さあ、先生に喜んでもらえるかなあ。

病院での仮剥製は久しぶり。保護鳥が死んでいないというのではなく、最近、死体のまま博物館に持っていく例が増えているため。
というのは、恐竜屋さんが現生の鳥の死体を欲しがっている。
恐竜は絶滅したのではなく、鳥に姿を変えているというのが現在の研究の最先端らしい。で、現生の鳥の骨と恐竜の骨を比べる研究をしたいそうな。こっちもその都度いろいろ説明は聞くんだけど、さっぱりわかっていない。とりあえず、仮剥製の手間が省けていた。
昨日の子は同じ種類の子を先日納めたところなので、今回は鳥屋さんへ持っていくことにした次第。

  1. 2015/08/18(火) 20:50:04|
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