毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

ホタルおまけ

とある山中でホタルを探していた。地元の兄ちゃんらしいのを見つけたので聞いてみた。
「ちょっと向こうの、信号の裏手におるでえ~」
行ってみた。が、信号なんでじぇんじぇんない。一本道で間違うような分岐もないんだけど。かなり走って諦めかけたころに信号があった。横っちょに入ると川があり、ホタルがいっぱいいた。
そうか、田舎の「ちょっと向こう」はこれくらいの距離を言うんだと、妙に納得した。

別の場所でまたホタルを見つけた。子供連れの親子もいた。子供は網を持っていた。するとどこからかおっさんが現れて親に注意している。ホタルを取るなということらしい。
昆虫採集が昆虫の減少に関係あるかどうかは非常に疑問、というより、子供が網を振り回しているくらいで虫がいなくなることなんて絶対にない。環境の変化による減少、絶滅を子供のせいにしているだけ。虫を取って虫かごの中で死なせることが生命の軽視になるなんて論調も論外だと思う。子供にはどんどん取らせりゃいいのに。
あとでわかったことだが、この地域では毎年、「ホタル祭り」をやっているらしい。臨時バスが出て、臨時駐車場ができ、車の渋滞、警備員があちこちに、てな感じなんだそうな。たまたま私はその時期前に来ていたということだったらしい。
これも後で聞いたことだが、「祭り」と銘打っているので数が少ないと様にならないので、その時期、よそから持ってきたホタルを放しているという。まあ、これは噂だけかもしれないけど。

ホタルを町おこしに使うのはよくある話。そのために内緒でそうやってホタルを放しているのもよくある話。
とある昆虫研究者に、ホタルが減って困ってる、昔みたいにいっぱい飛んでいる状態に復活させたい、という相談が来たらしい。その研究者は即座に、3面コンクリートをやめれば元通りに増えますよ、って言ったとか。要するに、幼虫が上陸してさなぎになる土(土手)が無くなったこと、貝の生息できる環境が無くなったことが減少の原因。一方で絶滅の原因を作っておきながら一方で増やしたい、って、虫がよすぎる話。


何十年か前は子供にホタルを見せたくって走り回っていた。
今年は「孫」に見せようかと思って久しぶりに「採集」してきた。
息子にメールした。
「ホタル採ってきた。いるか?」
「いらん」

・・・・・・・・・。

  1. 2015/06/09(火) 20:03:40|
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