毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

廃墟は風化するから美しい

もう何十年も前だけど、白川郷へ行った。一般公開されている家がいくつもあり、それぞれに入っては重厚な作りと生きた感触に感激した。
大阪の服部緑地に白川郷から移転された合掌造りの家がある。白川へ行った直後に合掌造りをもう一度見たくて行ってみた。時々ボランティアが囲炉裏に火を入れ、いろいろなイベントにも使っているらしいが、生きた感じがしなかった。やっぱり、人が住んでこその家なんじゃないかと思った。この「博物館」にはそれ以外にもいくつもの家々が移築されてはいるが、主のいない家は余計にさびしく感じたりしている。

軍艦島が世界遺産に指定されるという話。今度は保存の話が浮上している。
廃墟ファンではないがコウモリがらみで廃トンネルをいくつも見てきた。ほとんどが放置されていて、ブッシュがひどくて近寄りがたいところもある。が、それらはそういう形で静かに朽ちるのを待っているから美しい様な気がする。

兵庫県にある、明治時代のトンネル。
詳細はこちらをご覧ください。
ほとんど忘れられていたトンネルだが近くを整備して、トンネル自体も町おこしイベントに使われるようになった。
まあ、どちらが良いのかは考え方次第。
ここではキクガシラコウモリも出産しているので、その季節にイベントを行わないように願うだけ。

で、軍艦島。ネットで調べると昔は漁船をチャーターして(たぶん違法だけど)勝手に上陸、探索していた人が多かったらしい。今となってはもう無理でしょう。
これらの廃墟も、人の生活を離れて朽ちる過程が美しいのであって、このまま保存するべきものでもないように思うんだけど。
  1. 2015/05/08(金) 21:16:10|
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