毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

捕獲許可

コウモリの捕獲許可が今月で切れる。いつも言うけど、年を取ると一年が早いなあ。
捕獲実績と一緒に発表論文なんかも送るようにしているんだが、昨年度はじぇんじぇんなかった。3本も投稿はしているのだが、掲載(予定)先から連絡がない。きっちしした査読が必要な学会でもないので本来ならすぐに掲載されるはずなんだけど。他の投稿を優先しているのか。やっぱりコウモリってマイナーなのかもしれない。
というのは脱線で、捕獲許可の話。

一番最初、許可をもらおうとするとあまり良い返事がなかった。実績もなかったので当然といえば当然かもしれない。で、博物館の学芸員の推薦書を(もちろん本人の了解のもと)私が書いて提出した。学芸員さん、コウモリなんてだれもやってないんですけど。
何年かそれで許可をもらっていたら今度は学芸員より、館長の許可が欲しい、って言われた。そのほうが許可しやすい、って。館長は海屋さんで、哺乳類からかなり遠い人なんだけど。まあ、これも私が代筆しておしまい。

さすがに何年かすると報告書なんかもいくつかあちこちに載せてもらい、ちょっと有名になってきた。それを機に推薦書はつけないでも許可してもらえるようになった。
大阪での実績をもって兵庫県とか奈良県、和歌山県でも許可をもらうようになった。「大阪でもらってます」って言うと、どこもわりと簡単に許可してくれた。役所は前例とか横並びで動くんですな。

現在、許可をもらっているのは府県レベルで許可が出せる普通種だけで、大阪府と和歌山県だけでもらっている。兵庫県でもずっと許可をもらっていたが、知り合いが希少種も含んだ全種での許可を環境省からもらうようになり、そっちの共同研究者にしてもらって自分で書類を書くことはなくなった。すごく楽ちん。

ちなみに、大昔はオオサンショウウオの捕獲許可も持っていた。こっちは文化庁の管轄。「捕獲の許可」ではなく、捕獲の根拠は「現状変更」だったと思う。天然記念物の文化庁は、生き物でも「神社仏閣」と同じ扱い。
ちなみに、こっちも共同研究者でおまけでもらっていたので自分では何もしなかったけど。



  1. 2015/04/05(日) 20:18:29|
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