毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

久しぶりに豊作

残念ながら、回復が望めないので安楽死になった。
正直なところ、「元気な子」を安楽死するのはやりたくない仕事ではあるが、獣医師でないとできない仕事なんで仕方ない。このまま池に浮かべるという選択肢もないわけではない。その方が猛禽類の食事としての、生態学的な価値が見いだせると言えなくもない。野鳥救護で有名な先生に、放鳥できない鳥をどうするのか聞いたら、自然界でも死ぬ運命なんだからそのまま放鳥する、っておっしゃっていた。行政もその方針。ほんなら、最初から救護しなけりゃいいのに、って思ったりした。
この子も、このまま放鳥すれば「治療成績」も、「放鳥」、すなわち「救護」としてカウントされるし、殺す必要もなくなるのでいいことずくめ、かもしれない。

と思いつつも、今回は安楽死を選択し、標本として残ってもらう事にした。

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仮剥製を作りながら病理解剖すると、やっぱり腰椎に骨折があった。さあ、何かにぶつかったのか。
解剖していると、手の甲がかゆくなってくる。なんだろうと思ってよく見ると、ハジラミが歩いている。作業中に、鳥を見限ったシラミどもが新天地を探してこちらに移って来てるみたい。私の皮膚なんておいしくないのにねえ。

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久しぶりに大漁でした。
東京大学のシラミ屋さんへのクリスマスプレゼントになりました。さあ、3種類くらいいるのかなあ。
  1. 2014/12/19(金) 21:07:47|
  2. 仕事?野鳥|
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