FC2ブログ

毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

尾っぽ一つ一万円、だったか

20日の事だけど、サルに麻酔をかけに行った。
とある会社が某自治体からサルの生息域を調査する仕事を受けたらしい。いわゆる猿害対策で、まず群れの生息域を調べようとしているらしい。推測では3~4つの群れがあり、それぞれの群れの1頭に電波発信機を付ける、とのこと。でもって、箱わなを仕掛けて捕まったサルを寝かして欲しいというのが私への依頼内容。

昔はその手のアセスの会社ならどこかから麻酔薬を仕入れて自分で処置していたらしいが、最近は薬が入手できなくなっている。何年か前、回りまわってきた話でタヌキに麻酔をかけたことがあり、それ以来のお付き合い。
タヌキは小さなケージだったので外から注射できたが、サルともなるとちょっと大きなケージを使うので直接は注射できない。注射方法を相談されて思い出したのが吹き矢。注射筒を二つつないだような構造で、一方に薬液を入れて、もう一方にガス(正確には圧縮空気)を入れて体に刺さったら薬液を押し出す構造。
北海道の獣医さんが、放牧中の牛を捕獲するときに鎮静をかけて捕まえ易くするために考案したのが始まりだったはず。今では動物園なんかで注射するのに重宝されている。

前回注射に行くとケージに2頭入っていた。発信機を付けるのは1頭。もう1頭はどうするのか聞くと有害駆除になる、との事。ケージの外から鉄砲でズドン、だって。ついでというのもおかしいが、二人とも麻酔をかけるからそれから処置したら?、っていうと、安楽死もお願いしたい、てな事になってしまった。
麻酔の準備はしていたが殺す準備はしておらず、どうしようか困っていたら、わなを仕掛けたおっちゃんがデバ包丁を持ってきた。ほれ、これ、って。そんなん、やったことも教えてもらったこともないけど、心臓穿刺して一件落着。まあ、深麻酔後の放血なんで、一応、安楽死だったろうと信じている。

今度はおっさん、ペンチを持ってきた。何するのかと思っていたら、尻尾をペンチでちょん切っている。これを役場へ持って行くと報奨金1万円(だったか)をもらえるんだって。
尾っぽはおっさん、残りは私がもらって博物館へ。
博物館で、尾がないサルの標本が出来上がっているはず。
  1. 2014/02/22(土) 19:04:18|
  2. 日記|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
<<ひな祭り | ホーム | 子供のお駄賃>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

【楽天市場】本・雑誌・コミック