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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

死生観

日航機事故の遺体確認の本を読んだ。500人以上の遺体の身元確認をした警察の方のお話。
あまりにも現実離れした話が続くし、当事者でないので感情移入もできず、たんたんと読み進めていたが、最後の方で外国の方の死生観との差を書いておられた。

十何人かの外国人も犠牲になっておられたが、特に欧米の方は「遺体」には日本人ほど「執着」がないらしい。ある方は「遺体」の引き取りもされなかったとか。飛行機が落ちた時点で「魂」は天に召されたので、残された「遺骸」にはあまり「執着」がないんだそうな。
日本人は骨のかけらでも懸命に探すし、著者らも、部分遺体もすべて遺族のもとへ帰すべく努力していた、との事。


私自身も、人ではないが死に接する職業に就いている。感情的には人も動物も同じ。
で、最近は特に「遺体」や「遺骨」に「執着」しなくなった。若い頃に飼っていた子らは火葬して骨を病院や自宅で保管はしていたけど、さあ、いつまで祀るべきか、考えるようになった。その子らの記憶自体は消えることはない。「遺骨」が何か、新しい記憶を作ることもない。私だけの記憶にとどめておけば、あとは何もいらないように思えてきた。
いつだったか、骨はみんな砕いて、庭に散骨した。



とある山中。ハイキングしていると骨が目についた。山であれ、都会であれ、動物や鳥の死体なんかを見つけると標本として回収する「癖」がついている。この時も思わずひらったが、普通の白骨ではない。雰囲気的に犬の骨。山中なのでタヌキやキツネの可能性もあったので周りを調べて骨を集めていると写真も出てきた。ご想像の通り、犬の写真。
飼っていた子が死んで写真と一緒にここに埋めたのか、撒いたのか。
これはこれで迷惑、じゃないかなあ。もっとも、骨をわざわざ回収する人なんてまずいないだろうから、こっちに非があるのかもしれないけど。
  1. 2013/12/30(月) 13:57:19|
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