無事、かどうかわからぬが、息子の結婚式が終わった。
そもそも、日本人なのに、なんでモーニングで、教会で結婚式、アーメンになるんかなあ、と思わぬでもないが、ほんなら、新郎の父が和服で列席、と言うのも聞いたことがない。妻、親戚の女性方は着物だったんで、まあ、それでええか、と言う感じ。
息子と新婦が結婚式場へ何度も足を運び、段取りしていたのは横で見ていた。で、当日になって初めて気が付いたこと。招待状って、見たことがないぞ。まあ、身内なんで招待する側ではあるけど、何時に式があって、何時から披露宴、って、親戚から聞かれたが、さっぱりわからん。何時に来い、って言われて式場へ行き、あとは係の人に言われるまま、あっち行ったり、こっち行ったり。
何ヶ月も前から、「最後の挨拶」をしゃべらんとあかんのでその原稿、と思いながら、2,3行下書きしては削除を繰り返していた。なんか話と言っても、別にねえ。「未熟な二人ではありますが、易しく見守ってやって下さい」といえば、10秒ほどで仕事が終わる。
大阪だし、なんか笑いを取らんとあかんのかなあ、と思いながら、尾ひれをいろいろ考えていたけど、そもそも、私の挨拶の前は、新婦から父への手紙。会場がしんみりして、涙がちょちょ切れてる時に、爆笑というのはねえ。もちろん、そんな風に場を切り替える技術も話術もなく、まあ、当たり障りない挨拶を何とか、(自分で思う範囲では)詰まることもなく、手短に、無難にしたつもり。
とりあえず、一件落着。
ちょっと、肩の荷が下りた。
単純に、子供の数を数えればあと2回、こんなんがあるのかなあ。
先は長い。
- 2012/06/24(日) 17:23:10|
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コメント:2
親の子離れ、ですね。
男親というものは、こんなもんじゃないですか。といっても、娘が一人おりますが、これも嫁に出せば、涙より、ほっとする方が強いと思っています。
- 2012/06/25(月) 07:43:28 |
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