知り合いの獣医さんから電話が来た。山羊を診てもらえるか、って。
なんでも、突然、山羊を連れた患者さんがこられたそうな。
まあ、ん十年前は牛馬豚を診療していた。大阪に帰ってきた直後は、牛と犬猫両方をやろうかなあ、とも思っていた。現実的には、時間的な制約もあって実現はしなかったが、私の仕事始め、原点は牛。大学の友人のほとんどは、今でも牛を相手に仕事してる。時々電話をしては、牛の話も聞いている。診療範囲で山羊や羊を飼っている人もいて、まれに診療もしていた。が、今、満足な仕事が出来るかどうか聞かれると、やっぱり、不安。もちろん、通り一遍の血液検査とか点滴は出来るだろうけど、山羊特有の病気とか、反芻獣の獣医学となると、もう一度、基礎から勉強しないと対応出来ない。
山羊に限らず、ヒト以外の動物を診療して治療するのは獣医師の特権というか、「業」として「仕事」をし、報酬を得られるのは獣医師だけ。とはいえ、どんな動物でも診療出来るのかというと、それは別問題。
昔は、爬虫類屋で獣医に相談するのは「素人」と呼ばれていたそうな。今では、爬虫類専門の動物病院もある。
で、最初の山羊。
やっぱり、今では無理、ということで、お断りしてしまいました。
- 2012/06/23(土) 19:28:38|
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直接、詳しく聞いた訳じゃないけど、家の中で山羊を飼っている人がおられるんですね。なんか、テレビか新聞にも出ていた人がいるって、スタッフにも言われました。その山羊かどうか、定かではありません。
- 2012/06/24(日) 16:22:43 |
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