ちょっと用事があって、実家へ行った。昼を、某所へ食べに行った。
普通、休みの日は昼は食べない。まあ、晩飯のつもりで食べればいいか、と思って、そこそこ食った。
いろいろ用事をして、夕方になった。今度は、晩飯を食べに行くか、と母に誘われた。
父が亡くなって、もう何年も母は一人暮らし。(今のところ)特にそれでなんか問題があるわけではないが、毎日一人で食事するもの寂しいだろうか、と思って、晩飯も付き合うことになった。
某ウナギ屋へ行った。ここの売りは、目の前で生きたウナギを調理することらしい。例の、黒い、丸い入れ物からウナギを軍手で引っ張り出し、頭に釘を打ってあっという間にさばく。で、すぐに焼く。
ひまつぶし、じゃなく、ひつまぶしと言うのを頼んだが、2-3人前、となっている。出てきたのは、手桶の中にごはんがはいってて、上に細かく切ったウナギが散らしてある。で、その横に、生卵と、ネギ。
どうやって食うのか聞くと、ごはんとウナギをぐちゃぐちゃにかき混ぜた。それを茶碗によそって食べる、卵は好みによって桶に入れるか、茶碗に入れる、だって。
めんどくさいので、卵も溶いて、混ぜてしまった。
うーーーーーーーん、よくわからん。
最初、聞かないで卵なしで食べたのは、そこそこ、普通の味だった。卵を混ぜると、なんやらべちゃべちゃになって、卵の味しかしない。
そもそも、昼に腹一杯食べているし、腹は空いてないし、逆に目の前には桶いっぱいのごはんがあるしで、食べるのが苦痛に思えてくる。ウナギの味なんて、さっぱりわからんかった。
この店、あちこちに、いつテレビに出たとか、誰が来たとか、色紙もいっぱい並べている。私、こんな店、基本的に嫌い。マスコミに紹介されることがおいしいことの証明だとでも思ってるんだろうか?
目の前でウナギを殺すことに、なんか意味があるのかなあ。
まあ、牛でも豚でもニワトリでも、殺す作業があってこそ食肉として流通する形になるんだが、その経緯を見たいと思う人がいるかなあ。
もちろん、殺さないことにはウナギを食べられないことは確かだし、「麻酔」をかけてから殺せ、というものでもないだろうけど。
- 2012/03/31(土) 21:41:35|
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