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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

何から何まで準備したが、

サルの麻酔。
思い出すのは森本先生。

予備校の友人だった。彼は大阪府大に入学し、獣医師になって天王寺動物園に就職した。いつも、森本先生に会いに、と言いながら、動物園の裏口から入れてもらっていた。

いつだったか、サルの安楽死を頼まれた。小ザルを山で捕まえて(迷子をもらって)家で飼っていたそうな。小さい時は慣れていたそうだが、いつか態度が豹変し、ひどくかまれたそうな。工務店か何かをやっておられた家で、かなり大きなゲージを庭に作っていた。最初は中でえさを与えながら遊んでいたそうだが、その事件以来、外から食べ物をほりこんでいただけ、とおっしゃっていた。

危険動物の飼育に関する法律が出来て、そのゲージじゃ対応できなくなり、いよいよ困って、回り回ってこちらへ相談が来た。まあ、山へほかすじゃなく、自分の責任で安楽死を決断されたことは、それはそれで良かっただろう。

さて、相談は受けたが、こちらもどうして良いのかわからず、森本先生に相談した。動物園では、さわれない動物に吹き矢で麻酔して治療している。今回、動物園に内緒で一式を持ってきて手伝ってくれることになった。
さすがに専門家、大きなゲージだったが、一発で命中して寝てくれた。その後はこちらで処置した。

現在、その子は博物館で標本として眠っている。

DSC01521.jpg









前日に、いろんな事を想定して準備する。
吹き矢が失敗した時の麻酔薬の予備、効き過ぎた時の対応、野生の霊長類なので病気をもらわないための手袋、噛まれぬための革手袋、年齢推定のための資料、云々。

使ったのは注射器一本に、麻酔薬1ccだけ。

まあ、それ以外のものは、使わなかってめでたし、と思っておこう。

でも、寝姿はかわいかった。
  1. 2011/11/13(日) 13:37:56|
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  1. 2011/11/15(火) 07:22:16 |
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