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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

人は死して、(その1)

博物館には、なんとかコレクションという、特定の分野のまとまった標本が死後、あるいは、死ぬ前に標本の散逸を心配した研究者が、寄贈するケースが多い。印象的には昆虫なんかが多いような気がするけど、これは素人が扱いやすい、裾野が広い、本職とは別でも研究しやすい、てなところがあるんだろうなあ、と思う。
次は植物かなあ。こっちも趣味で取り組みやすい分野なのかもしれないが、標本の寄贈となると、かなり限られてくるみたい。博物館で通用する標本というのは、けっこう難しいらしい。寄贈標本をばっさりほかせるようになったら研究者として一人前、と言う話も聞いた。価値のある、使える標本を作らないとダメらしい。

通常は、家族の方が処分に困って、博物館に引き取りを依頼する。いろんな分野で有名なコレクションというのがあり、研究者の方が年を取ってくるとあちこちの博物館が触手を伸ばす、と言うのも聞いたことがある。実際、取り合い、(あるいは、逆に押し付け合い)と言う話も聞いたような気がする。

某所で有名な方が亡くなったらしい。そのコレクション、遺族が市に売ったんだそうな。驚くほどの値段だった。普通なら、その分野なら寄贈じゃないのかなあ、とも思ったけど、購入標本なんかもあるのでそうなったのかなあ。が、買った市も専門家がいるわけじゃなし(何人かはいるらしいが、通常の仕事で手一杯で、そんなんに割く時間も人員もいないらしい)、その標本の整理を、どこかに「下請け」に出す感じ。その金額がまた膨大で驚いた。それだけのコレクションを扱える人というのはそんなにいなし、時間もかかる。どうしても、それくらいの金額になるんだろう。

でも、その後のことも考えないで、そういうコレクションを公費で買う、って、どうなんでしょうね。もっとも、それを機に、その分野の博物館を作るとか、そこまで考えてのことならいいだろうけど、どうもそんな雰囲気じゃないしなあ。


そういえば、寄贈されたコレクションをもてあましているというのは、よく聞く話。分野は違うけど、堺市にはクラシックカーの貴重な個人コレクションが眠っている。ある人が一代で大会社を作ったが、二代目が会社をつぶした。(まあ、これもよくある話。)初代の人が、集めた貴重な車を寄贈したんだけど、展示施設もないし、どこだったかで保管し、一年に一度くらい、陰干しじゃないが、動かしているらしい。動体保存するために、年に何百万円だか、かかっている。
こんなん、どこか価値のわかるところ、扱えるところに移管すればいいのに。
(長くなるので、続きはいつか。)

DSC00288_20110917150916.jpg












息子が行ってきたらしい。
そういえば、大昔、ここのゴリラがエヒノコックスで死んで、動物園を半年ほど閉鎖したと思う。その当時は、今にもつぶれそうな動物園らしかった。
まあ、当時の園長さんらの努力が結果として、日本一の動物園にさせたんだろうが、マスコミの影響も大きかったんだろうなあ。
  1. 2011/11/07(月) 19:54:43|
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