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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

玉砕か、降伏か

時期がそうだからじゃないけど、一回目の18切符の時、従軍記のような本を持って行って読んでいた。
「玉砕しなかった兵士の手記」と言う本。何十年も前に買った本で、もちろん一度は読んでいたけど、なんとなくもう一度読む気になった。
本を書けると言うことは、戦争で命を落とさなかった人の本。

日本軍の末期のええかげんさは確かにいろいろあるだろうし、この方も、意味もなくサイパンやグアムを移動させられている。島の中でも、意味もなくあっち行ったり、こっちへ来たり。やることと言えば、塹壕掘りと、食料の調達くらい。戦闘の話は全然出てこない。それでも、船で移動中に魚雷にやられたり、爆撃なんかで友人を多数失っている。

最後の最後は、サイパンで迎えた。いよいよ米軍が上陸してきて肉弾戦になるかと言うとき、著者は降伏を選んで、戦うことなく捕虜に。米軍の収容所内では、散発的に日本軍の反抗の音も聞いていたらしい。

100%の負け戦で、玉砕することが善で、降伏が悪というものでもないだろうし、実際にそういう状況になり得ない私が、何が正解なのか、判断できるはずもないが、これって、世間で言うところの「敵前逃亡」
すでに、組織としては壊滅している状況ではあるけど、片一方で玉砕を選んだ人があり、片一方で戦わずして降伏を選ぶ。

だからどうとは言えないが、なんだか、すっきりしない結末の本。
重たいので、途中の駅で、「リサイクル」に置いてきてしまいました。

  1. 2011/08/08(月) 21:35:56|
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