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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

政治?

年配の方が、私と同じ年令ぐらいと思われるお嬢さんを連れてよく病院に来られていた。お嬢さんはたいへん小柄で色が黒く、病弱な感じはしたが受け答えは普通だった。団地にお二人で住んでおられるようだった。
猫を何頭か飼っておられ、それ以外に団地にほかされた猫の面倒を見たりしていたようだった。失礼だが裕福な感じはせず、野良猫の避妊手術などは実費で受けたりしていた。お母さんもすごく細く、時々体調を崩されていたようだった。

いつからか急に来られなくなり心配していたら、お嬢さんが一人で来られて、猫を安楽死して欲しいとおっしゃった。
お母さんが亡くなりひとりで団地に住んでいたが、まわりからいじめられて住めなくなり、施設に入る事になったという。野良猫の事でずっと前から愛護団体ともつながりがあり、猫のもらい手も探したが結局見つからず、あと何日かで団地を出るという話だった。

あとで別の知り合いから聞くと、そのお嬢さんは森永ヒ素ミルクの被害者だったらしい。おそらくそのため働く事も出来ずお母さんといつも一緒だったらしい。お母さんがおられた頃は近所の人も普通だったのに、亡くなったとたん猫の事や団地内の当番、掃除などの事で文句を言われるようになったと言う事である。

施設に入るという前日に猫を連れてこられ、黙って猫を置いて行かれた。
今までどんな生活をしてこられたのか、どんな施設に、どんな経過ではいる事になったのかも全く知らない。少なくとも感じでは本人が望んでの事ではなかったと思う。

少し気になって調べると、森永ヒ素ミルクは中坊弁護士が被害者側に立って裁判していたようである。世間でもすでに終わったものとして忘れ去られているのではないだろうか?この患者さんのように母親も高齢化していると思う。当事者にとっては生きているかぎりは終わりはない。

近いうちに選挙があるようである。
郵便局が民営であろうが国営であろうが興味はない。どうしてこういう方一人の面倒を見てやれないのか、それだけが気になった。


衆院解散のあおりを受けて臓器移植法案改正案が廃案になったそうである。某番組では海外渡航移植のための募金をしている。マスコミに乗れば募金はイヤと言うほど集まる。私はそれを批判しているのではないが、日本中で移植を希望している子供がその子だけだとはとても思えない。また、海外で、外国人である日本人に臓器を移植したために自国の子供が臓器をもらえないという事は十分起こり得ると思う。

政治がやるべき仕事はもっともっとあるやろ。


  1. 2005/08/21(日) 23:48:46|
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