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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

観察小屋は、必要か否か

岩湧山へ行ってみた。ここは、今はほとんど車で上れる。

岩湧山というのは、私にとっては特別なところである。高校に入り、生物部に入った。岩湧山というのはいわゆる里山で、昆虫採集で有名な山だった。何度も、何度も通った。紀見峠からだったり、天見からだったり。冬は冬で、雪を楽しみに登ったりしていた。

昆虫は下の方がいろんな種類が採集でき、岩湧寺から上は、あまり虫的にはおもしろくなかった。それ以前に、網を降りながら、脇道にばっかり寄り道しているとお寺あたりで疲れて、それ以上登る気にならなかった。
大学に入り、そのまま北海道で就職し、帰ってからしばらくは山に登る機会も、余裕もなかった。子供が出来て久しぶりに行ってみて、驚いた。寺周辺が芝生広場になり、野外施設は作り替えられ、ログハウスが出来ていた。

うろ覚えではあるが、私が網を持って通っていた頃は、寺周辺はうっそうとした森だった。道も細く、車は上れなかったと思う。土の道をヒーヒー言いながら登ると、樹木の奥にポツポツと、木造の小さな小屋がいくつか見えた。それがキャンプ場だった。寺も、鬱蒼とした木々に囲まれていたように思う。

たしかに、この施設に来れば周辺の自然を理解したり、ここはムササビで有名なのでその観察会も行っているようである。さらに、ここを拠点に、いわゆる自然保護団体が子供相手にいろんなイベントをしているようである。そういう広報活動も必要ではあるだろうが、昔の岩湧山を知っているものにとっては、舗装道路を車で上がり、芝生の上に寝ころんで弁当を食べたり、本を読むというようなことが必要な事かどうか、考えてしまう。(もちろんそれが可能になったからこそ、今日、私は車で上がってきた訳だし、ムササビ観察会も何回も実施してきた訳ではあるけど。)

びわ湖の植物を研究している方が、周回道路の話を書いておられた。道路を作るために、固有植物の群落がいくつか無くなり、外来植物が激増しているらしい。そういうデータを示しながら、最後に、この道路が出来たおかげで、調査が非常に楽になったんですけど、ともおしゃっていました。

そういえば、金剛山にも葛城山にも、こんな施設がある。自治体にとっては、作ってしまえばあまりコストのかからない施設なのかもしれない。でも、なにも無い山があっても良かったんじゃないかなあ。








  1. 2009/10/08(木) 17:19:52|
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