毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

たけのこ

タケノコの季節。
奈良の祖父がタケノコ山を持っていた。といっても、そんなに広くはなく、竹藪が数カ所に区切られていて、それぞれ所有者がいた。
鉄の棒のような道具を担いで山に行く。落ち葉をかき分けてタケノコを探す。探すと言っても、目で探すのではない。足でまさぐり、ほんの少し飛び出している頭を探すのである。少し掘ってタケノコがどの方向を向いているか、どの根から始まっているのかを推定し、その部分をねらって鉄の道具をぶっさす。うまくいくときれいに掘れるし、失敗すると一番おいしい部分でちょん切ってしまう。
毎年楽しみにしていたけど、こちらが大きくなるに従って疎遠になり、祖父も亡くなってしまった。
数年前、久しぶりに山へ行ってみたが、密林のようになり昔の面影はなかった。

祖父の家は、法隆寺で食堂と土産物屋をやっていた。たまに遊びに行くと、祖父、祖母、伯父、叔母、いとこ・・・・・・・・、いつも、10人以上で夕食をとっていた。これも祖父が亡くなり、祖母が亡くなってしまうといつのまにか、無くなってしまった。


特にタケノコが好きというわけでもないが、この季節になるとタケノコ掘りからタケノコ山を思い出し、寡黙な祖父にくっついて山を歩いた事を思い出す。
  1. 2009/04/25(土) 00:05:57|
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