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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

チョウセンイタチ

朝に電話がかかってきた。土曜日にイタチを保護して動物病院に預けたが、今日に引き取るように言われているという。元気になったからというのではなく病院に長く置けないから、という理由らしい。なんで次にうちに連絡してきたのかは不明。
ひらい主は元気にして野山へ放してやりたいという。私は2日間治療して元気にならないのならたぶん野生復帰は無理、チョウセンイタチは外来種で、場所によれば駆除対象、治療するより、治る可能性がなければ早めに安楽死する方がいい、と話しました。(いつも書くように、命の重さに差はあるのです・・・・・。)
退院後こちらで治療できるかというので、引き取って次の判断(放獣か安楽死か)はこちらでするという条件で引き取ることにしましたが、来院途中に死亡しました。

で、次はこの子。ひらった方は土に返すという。
私は大阪の貴重な標本なので博物館に納めるべきだと言いました。
結局理解してもらえず、そのまま連れて帰られました。

アメリカでは生死に関わらず野生動物(及びその派生物)を個人で所有することは禁止らしい。フクロウの羽1枚くれなかった。
日本では法的に死体は無主物。私の!、って主張した時点でその人のものになる。野生動物は生死に関わらず国の財産という考えがない。(チョウセンイタチは外来種ということでさらに難しい問題もあるけど。)

こういう動物は、最初の段階で動物病院が引き取るべきじゃないかなあ。外来種なら治療するかどうかの判断を先にするべきでは?(といいながら、私も治療して放獣したことは多々ある。ドバトと同じで、ここまで広がってしまえば駆除しても、放しても環境に影響がないのは明らか。)
また、死体はきっちり博物館に収める体制と理解、普及がもっと必要でしょう。
もっと言えば、野生動物を扱う獣医師なら必ず死体は解剖して死因を突き止め、次の仕事に生かすべきでしょうな。(といいながら解剖してもわからん例がほとんどなんですが。)
DSC06773s.jpg

  1. 2005/06/27(月) 16:38:34|
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