発泡スチロールの箱がいくつか転がっていた。18切符で山陰へ行き、カニを買った時のものだろう。
以前からの念願だった、メダカを飼おうとおもった。メダカとなると、どうも買うのはばからしい。赤外線カメラの設置時に見つけた、泉南の小川の生息地に、メダカを採集に行った。ちなみに、あとで確認するとヒメダカらしきものが混じっていたので、このメダカが自然分布なのか、放流ものかは定かではない。
とりあえず、タダの箱にメダカが泳ぐようになったけど、水草もなんも入っていない。水草も、わざわざ買うのはばからしい。万博へ鳥の調査へ行った時、オオカナダモ(らしきもの)を採集してきた。
メダカを飼っている人はみんな、増えて増えて、って話をするので期待していたけど、いっこうに増える気配がない。20頭はいるので性が偏っているという事はないと思うんだが。環境も特に悪いようには思わないが。発泡スチロールに、環境ホルモンでも染みこんでいるのか。
発泡スチロールの箱は二つあった。一つはこのメダカに水草入り。水は澄んでいる。水草にそれなりの浄化作用があるんだろうか。メダカも入っていて、何とかという環境系になっているんだろうか。
もう一つはほったらかしで、だんだん色が出てきて透明度が悪くなり、しばらくはその違いを観察していたが、いかにも汚らしい。水草そのものだけで浄化するのか試そうと思い、水草だけいくらかを移動させた。
何週間かたって、ちょっと見通しがよくなってきたか、と思っていたら、よく見ると1mmにも満たないメダカが泳いでいる。ありゃ、卵が付いていたんだ。本家の水槽では、孵っても親に食べられているんだろうか。いずれにしても、ちょっとうれしい。
さらに水槽を眺めていると、イトトンボのヤゴが泳いでいる。ふーん、こんなところでも繁殖するんですねえ(というか、親が飛んでくるんだ)。
朝の楽しみがちょっと増えた。
と書いてから気が付いたけど、このヤゴ、何を食べるんだろう?メダカの稚魚がごはん?
生態系と考えれば仕方ないかもしれないけど、水槽の目的はメダカの繁殖。まあ、こっちの都合だけど、共存して欲しいなあ。
- 2008/08/06(水) 08:29:55|
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