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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

久しぶりの読書

書評欄で見つけました。
南木佳士さん。
現役の医師で、芥川賞を取った人らしい。数年間、うつ病で闘病していたとか。
医師で作家というのはよくあるパターン、かな。渡辺淳一も手塚治虫(作家じゃないけど)も、養老孟司も医師。ただし、渡辺さん以外は臨床はしていないはず。(渡辺さんも臨床はちょこっとだけ、だったはず。)天は二物を与えるんでしょう。もっとも、南木さんは落ちこぼれて秋田まで都落ち、みたいな事をおっしゃっています。また、作家で食べられないので医師を続けている、てなことも書いています。
話は変わるけど、三浦雄一郎さんは獣医師。大学の助手をされていましたが、好きだったスキーへの道へ行かれました。

で、まず読んだのが「トラや」。


うつ病に苦しみ、老父の介護に疲れた私のもとへ現われた子猫。軒下で鳴いていた。トラや、ともに生き、生き延びてきた十五年をここに記そう。ささやかだけれどかけがえのない家族の年月を描ききって南木文学の新たな頂点を指し示す傑作小説。感動の書き下ろし作品。


というのが、楽天に載っていました。

もともと、小説というのは虚構の世界のような気がして、あまり読んでいません。ノンフィクションとか、自然科学の本の方が好きなんですが、医師といえば私とよく似た仕事(かなあ、全然違うかな)。楽天のポイントがたまっており、期限付きのポイントがどんどん期限切れになってて、もったいないのでネットで購入しました。読んでみると非常におもしろい。(というのは表現が好ましくないか、感銘、でもないし、共感、あるいは書評通り、感動かな。)思わず、一気に読んでしまい、さらに数冊を続いて購入しました。

そういえば、18切符に凝っていたときは「香山リカ」さん。この方もお医者さんで、専門は精神科。目的地までに1冊読んでしまい、出先で2,3冊購入。帰りも電車に乗ってずっと本を読んでいたので、景色も何もありませんでした。環状線でぐるぐる回っていたのと同じでした。


話が飛びましたが「トラや」でも、「家族」でも、お父さんの介護や亡くなるときの話が書かれています。いろいろ考えさせられることが多くありました。ちょうど今、世間で高齢者医療云々が言われているし、当然私もあと何十年かでその世界にはいるでしょう。この本を読んで、高齢者医療に対する考え方がずいぶん変わってきました。いずれ考え方が整理できれば折々書いていこうかと思っています。

  1. 2008/05/21(水) 08:09:49|
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