大阪南部でユビナガコウモリの情報が入った。それまで何回も行っていたところ。実は別目的で通っていた。何回目かに穴らしきものを見つけたけど、穴の準備はしていなかったので調査できず。たまたま某氏がその前後にそこに入ってコウモリを発見、これが第1発見となった。うーん、残念。
ここは、ダム関連施設。大阪にはこの規模のダムはいっぱいある。他を調べる必要が出てきた。
一つ目。しっかり鍵がかかっている。ただし、大きな隙間の格子なのでコウモリは不自由なく入れるはず。たぶん、いるんだろうなあ。そのうち、赤外線カメラを置いてこようか。
二つ目。鍵は壊れているので人は入れるが、隙間がない。コウモリが自分で扉を開けるとは思えない。コウモリが入れるように隙間を開けるかどうか、さんざん迷ったけど、結局は元のままに。
そして今日。構造的にはよく似ているが、そこまでのアプローチが難しい。垂直の壁のような所を、ハシゴを使っておりなくてはならない。フェンスや鍵はないが、誰も降りないのかな。ひとつひとつのハシゴ自体はそんなに長くないけど、数個降りなくてはならない。特に一つ目は数mはある。かなり長い間、その上で迷っていたけど、結局こわくてやめた。軟弱やなあ。
もう一度遠くから眺めてみる。よく見ると、大きな鉄のドアがあって、コウモリが入り込めるほどの隙間はないみたい。
あー、よかった。
昔、コウモリ調査を始めた時、見つかるのは数mだけの試掘坑だったり、縦穴だったり、水没した穴が多かった。これらは「いい穴」と呼んだりしていた。というのは、全くコウモリっ気が無ければ、再調査の必要も無いだろうということで。
- 2008/04/27(日) 22:25:31|
- 穴・コウモリ|
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