FC2ブログ

毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

気持ちだけはあるんだけど

獣医師会からメールが来た。大阪府で、大動物診療をする獣医師がほとんどおらず、人間でいう、「無医村」的な状況になりつつあるんだって。大阪の豚コレラ対応が遅れたのもこれが遠因、だとか。今まで3人で回していたが春から欠員が出る可能性が高い、って。

北海道から引き揚げてきた時、開業してすぐだとヒマだろうし、お昼に大動物を診ようかなあ、って漠然と思っていた時もある。何かのついでに堺市の酪農家に電話すると(当時、数軒、搾乳酪農家があったように記憶している)、大動物獣医師は二人しかいないので困っている、と言う話もしておられた。お昼に診に行く話をすると、診療はたいてい朝にしてもらっているとか。その時、「通勤酪農」って言葉を初めて聞いた。牛舎だけ田舎にあって、自宅は別なんだとか。結局は、いろんな都合で実現しなかった。
当時は、大阪府立大学が堺市にあったし、そこから往診している話も聞いていたけど。

獣医師不足のメールの発信は「公務員獣医師」。獣医師の資格を持っている公務員は、たぶん大阪府だけで何百人もいる。各市町村にも何十人の単位で獣医師はいるはずなんで、なんで不足する?、って世間からは思われるかもしれない。獣医学教育は純粋な臨床教育じゃないんで、犬猫牛馬に触らなくっても資格を取れるというのが現実。臨床は大学を出てから「丁稚奉公」して、と言うのが実際のところ。でも、大動物なら一か月くらいは先輩獣医師にくっついて診療していたけど、それ以降は一人で農家を回っていた。資格とやる気さえありゃ、公務員でも普通に「動物のお医者さん」できると思うんだけどなあ。

私も、世間と、大動物臨床にこだわっていた酪農学園大学の恩師への恩返しのつもりで、気持ち的には大動物にかかわりたい気持ちもあるんだけど、これだけブランクがありゃ、気持ちだけじゃ仕事できんだろうなあ。

そういえば、鹿児島の離島に勤務している友人からも、後継者がいなので困っている、てな話を聞いたなあ。
沖縄の某所の獣医師の募集は、毎日海で釣りができるし暖かいので住みやすい、ってのが売り文句だった。
  1. 2019/03/05(火) 23:57:15|
  2. 独り言|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
【楽天市場】本・雑誌・コミック