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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

結果は一か月先

大昔は犬でも猫でも、よく骨折の子が来ていた。猫は室内で飼うことが多くなって交通事故が減ったからか、犬も種類とか飼い方が変わってきているからかもしれない。
骨折はピンニングで治療することが多い。自慢じゃないが(というのは、たいてい自慢である)、どんな骨折でもピンニングで整復する自信があった。ただ、骨折というのはくっつくまで一か月はかかる。手術がうまくいっても、ある意味、結果は一か月先。その間、心配が尽きない。
最近は骨折なんて、めったに来ない、って思っていたら犬と猫が同時に来た。

犬は小型犬の、とう尺骨遠位端。小型犬で一番折れやすく、一番困るところ。これも昔はピンニングだけで治していたけど、より信頼度の高い治療として、何年か前からプレート(とネジ)による治療を実施している。
この子は直接の患者さんではなく、紹介で来られた。主治医で、ここでは手術できないといわれて、知り合いがうちに来られていたのでその方の紹介で来られた。簡単に折れるくらいだからすごく細い骨。幸い、ネジを入れるだけの余裕が両側にあったので、比較的簡単に整復できた。何の問題もないと思っているけど、歩くまで一週間、くっつくまで一か月かなあ。

猫は脛骨近位端。反対の足は神経がダメになっていて動かせない。骨折を直してやらないと、寝たきりになる。確かにすごく難しい場所ではあるけど何とかしてやらないと、って思わなかったのかなあ、手術できないから、って何週間も入院させていたんだとか。
うちに来た時点でほぼ一か月経過している。治療できないならできないで他の病院を紹介するとか、とりあえず退院させて患者さんに選択肢を与えるという事はなかったんだろうか。
時間がたちすぎていて骨折部分に新生骨は出来ているし、筋肉は委縮して固くなっているし、すごく苦労した。
これも何とか元の形には戻したが、さあ、歩いてくれるかなあ。こっちも結果が出るまで一か月。

  1. 2019/02/22(金) 21:34:55|
  2. 仕事:犬猫|
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