毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

裁判傍聴記

所用で裁判所へ行った。時間があったので裁判を傍聴しようと思った。

受け付けに裁判の予定と部屋が書いてある。どれに行けば面白そうかもわからず、とりあえず行ってみるかと思って階段を上ると、ガードマン数名に背広のおっさん、おばはんらがどっと寄ってきた。何しに来た?、って、明らかに場違い的な反応。あ、いや、傍聴にというとさらに何で?、って聞かれる。タダの時間つぶしと後学のため、って言うと、手荷物検査と金属探知機をする、という。
荷物を預けて、金属探知機。ガードマンは慣れないのか、おどおどしながら機械を体に当ててくる。なぜか知らぬが、靴で何度も反応する。暇そうなおっさんが何人も寄って来たり、そのガードマンにやり方を注意したり。
カバンを調べていたおっさんが、鉗子を見つけた。なんで入っていたのか、私もよくわからないんだけど、取り上げて袋に入れてる。

本当は民事裁判を聞こうと思っていたのだが、どうもここ、刑事裁判の部屋だったらしい。しかも、裁判員裁判で、傷害致死かなんかだった。その、最初の裁判らしい。
入ると、左側に検察2人、右側の被告弁護側に3人、関係者席に女性2名。傍聴は私一人。裁判長、検察、弁護側すべてから異様な視線が飛んできた。明らかにアウェイ感満載。いわば、阪神の優勝決定戦で、間違って巨人ファンが阪神応援席に入ってしまった感じ。しばらくすると、起立の号令があって裁判員が入ってきた。


11時前に始まったんだけど、延々と検察が事件の概要を説明している。パワポで壁にかけられたテレビを使いつつ説明するんだけど、テレビは部屋の左右両側の壁についているのですごく見にくい。たぶん、検察、弁護側がよく見えるようになっているのか。でも、それぞれの机にも同じ画像が流れるので、そっちを見ている人はいない。

要約すると、酒に酔ったおっさんが友人とけんかしたら、その友人が転倒して頭を打ち、脳出血で死んだ、という事件。

裁判を身近に、市民感覚を入れて、というのが裁判員裁判の趣旨だったのかもしれないが、こんな事件って過去にいくつもあり、判決、結論もほとんど「固定」しているんじゃないかなあ。こんなのに裁判員が何日も何時間も拘束される、って、意味ないんじゃないかなあ。裁判前に「論点の整理」なんかもしているはずだけど、延々とあんなつまらない話を聞かされても、私なら耳に入らんなあ。
裁判長も話を聞いているのかいないのか、なんだかつまらなさそうな顔をずっとしていた。

12時にいったん休憩に入り、私の傍聴もおしまい。

こんどはもっと面白そうなのを探そう。
  1. 2017/10/16(月) 20:28:06|
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