大阪で講演会。天王寺に用があったので送ってもらう。そこからはテクテク、老人の徘徊で梅田まで。
千日前の裏通りや、じゃんじゃん横丁で、「観光客」が特定の店に長い行列を作っていた。あんなん、私がガキの頃にはなかったけどなあ。大阪には、ああいう「並ぶ文化」は無かったように思うんだけど。本当においしいのか、ミーハーなのか、と言いつつ、私もネットなんかで見た店に行ったこともあるんですけどね。
帰りはチンチン電車で。
例の、堺市の寄付で作ったという「トラム」に初めて乗車した。たしか、一億円くらいかかっていたはず。どれだけ「立派」なんだろうと思って乗ったけど、揺れる、揺れる、さらに前の方にはつり革もなくって困った。椅子も低床式にしているからだろうか、前の方には不規則にイスが付いている。途中から座ったけど、背もたれの角度が悪いのか、座りごこちも悪い。
まあ、ホームと床がフラットなので車いすでも乗れるのかなあ、とは思ったが、こんなん一つ走らせたところで、利用客がすごく便利になって爆発的に乗客が伸びるとも思えない。
それでなくっても、堺市はこの路線に何億円も突っ込んでいる。(私がこれに乗ったのも、堺市が助成金を出しているからという事もあるのだが。)これにそんなに税金を突っ込む意味があるのだろうか?
と言いながら、高校の3年間はこの電車で通学し、今でも天王寺や難波ならこれを使っているんですけどね。
嫌いじゃないが、税金を突っ込んでまで残す理由があるのかどうか。
ちなみに、阪堺線は広軌だったはず。「新幹線も走れる」って昔に聞いたけど、ほんとだったかな。
- 2016/10/16(日) 19:17:53|
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