コウモリの標識が減ってきた。さあ、今まで何頭につけたかなあ?もちろん、エクセルファイルを見りゃすぐにわかるんだけど、数千頭くらい?
標識はアルミ製でイギリスから購入している、というか、「全世界」で、そこくらいでしか作ってないんじゃないかと思う。他の会社の標識は見たことがない。ついでに言うと、鳥の足環もそこで作っているのを環境省が使っているような気がする。この手の、自然相手のアイテムは歴史でイギリスなんだろうか。
為替変動があるが、たぶん一つ30円くらい。最低ロッドが昔は3000個、今は1000個だったか。1000個でも3万円、それに送金手数料、送料なんかを加えると、けっこうかかる。大昔は躊躇なしに購入していたが、年を取ってくるといつまで山を登れるかもわからないし、だいいち、これから新たに1000頭に標識できるかどうか、自信がない。
能勢の調査地では、標識率はたぶん80%くらいある。きっちり再調査して再捕獲率なんかを出せば、大阪でのコウモリ生息数も統計的に出せそうな気がする。だれか、データをいじくって論文を書いてくれないかなあ。
何らかの形で一区切りつけて、標識調査からも「卒業」する時期なのかもしれない。
- 2015/02/14(土) 20:51:06|
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