午前中の診療が終わろうとしている時、スーツを着た兄ちゃん二人が病院の前をウロウロしている。こっちもそれに気がついて、相手をするのもめんどくさいので、仕事が終わったとたん奥に入って、する事もないのに忙しそうなふりをする。
受付でスタッフが対応しているのを聞いていると、医療器メーカーらしい。そんなん、すでに持っているし、買い換えるにしても、簡単に買える金額のもんじゃない。
このくそ暑い中、スーツにネクタイで来てるのに合わずに追い返す、って、なんだか気の毒なような気もするんだけど、そっちはそれが仕事でもこっちは会うのは仕事ではなく、こっちが呼んだわけでもないんだし、アポイントなしに来てもなあ、と思いつつも、頭から会う気はないんだからアポイントが取れるはずもなく、となると、やっぱり、いきなり訪れるのがこの手の仕事のやり方なのかなあ、とかなんとか思う。
営業、って、大変な仕事なんだなあ、とつくづく思う。
営業の電話も相変わらずいっぱいかかってくる。少し仕事も暇になってきたし、さあ、ねらってかどうか知らないんだけど、昼休みにかかってくることが時々ある。暇なんで、電話を替わる。
マニュアル通り、なんかしゃべり倒している。受話器を耳から離してみる。しゃべっても反応がないもんだから、マニュアルしゃべりが、「もしもし?」に変わる。で、ちょっとだけ反応すると、また次が始まる。
てな事を繰り返しているうちになんだかめんどくさくなって来て、そのまま電話機を転がしてほったらかしにしてみたり、黙って電話を切る。相手にすりゃ、気分悪いだろうなあと思うし、「逆恨み」でいたずら電話でもされりゃ困るなあと思いつつ。
結果的には、かけ直してくることも皆無なんだけど。最初からスタッフに断ってもらえばいいのにねえ。
- 2013/07/17(水) 19:52:02|
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