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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

毎年、ぶつぶつぶつぶつぶつ・・・・・・・

毎年の事ながら、狂犬病予防の集合注射、なるもの。学校へ犬を集めて、って、もの。
今どき、人間の方でも小学生が学校で集団注射、という光景はなくなった。みんな個別注射に切り替わっていると思う。散歩のつもりで公園へ行くといきなり注射されたというのでは、犬の方もかわいそうというか。

ゆっくり飼い主から話を聞き、健康状態を把握してから注射するのが本来の姿で、こんなやり方じゃ個別の対応はできず、注射してから、「この子朝から元気が無くってねえ」てな話が出てきて、あわてたりする。犬だからこんな注射でいいと獣医師側も黙認しているようなもので、いつまでもこんな事をやっているようじゃ、獣医業の地位も上がらんと思うのだが。すべて個別注射にしよう、って何年も叫んでいたけど賛同者はさっぱりで、獣医師会で発言するのはやめてしまった。(でもって、こっちで叫び始めた訳か。)

現実的には、動物病院の敷居が高くって、一生のうち獣医師と接点があるのは年に一回の、小学校での集合注射で獣医師に注射してもらう時だけ、という犬が多いのも事実。行政側は、個別注射に切り替えたときに、接種率が減少する事をおそれている。それならそれで、集合注射の半額くらいで動物病院で接種すれば、みんな病院に来るようになるんじゃないか。大昔、これも会で発言した事があるけど、一笑に付された。集合注射だからその値段であって、病院に来て聴診器を当てると診療費がかかって、今以上に注射料金がかかるのだそうな。会場では診療しないで注射します、って言ってるようなもの。獣医療というのは自由診療なので、注射料金をいくらにするのかは獣医師側に任されている。狂犬病の予防注射を半額にでもして動物病院へ誘導し、ノミ取りの一つでも買って頂ければ、十分元が取れると思うのだが。
ちなみに、「うちの病院では狂犬病予防注射はいくらでやってます」と宣伝するのは、倫理規定(だったか)に引っかかるんだそうです。自由診療だけど、どこで注射しても統一料金という、この不思議。ちなみに、獣医師が話し合って、いくらの統一料金にしましょう、というのは、これはこれで公正取引委員会に怒られるんだそうです。

  1. 2010/04/12(月) 19:15:48|
  2. 仕事:犬猫|
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