どんな神童になるか、博士になるかと期待しつつ、家具屋を回って親の見栄で高価な机を買う。(じゃなく、じっちゃんに買ってもらったんだったか。)
トンビがタカを産むはずもなく、過剰な期待は落胆に変わり、普通が一番と納得する。かくして、何年か後は、主を失った、親の期待だけが詰まって重たくなった机が3台、粗大ゴミと化してこれまた主のいない部屋を占領する。
どういう訳か、いったん家を出た子供が帰ってくるが、重圧のある机はいらないという。こうなると孫子の代までも、という代物でもない。ここぞとばかりに妻を納得させ、2階のベランダから親の希望と子供の重圧を空中にほりだす。やっとこさ、親の子離れ、子の親離れ、か。
火を放って、さらに供養する。
芋が無くって、焼き芋が出来なかったのが唯一、残念。
- 2009/04/19(日) 22:46:50|
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