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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

もう、帰れないかと思った

親父の三回忌で、奈良へ行く。ちょっと用事があって、学園前に行く。阪奈道路で帰ろうと思った。カーナビをセットして走り出す。なんか、おかしい。

これ、暗峠やんか。(あ、これ、「くらがりとうげ」、って読みます。)

山でも、引き返す勇気というのはよく言われる。実際、何度もそれが出来ずに、えらい目に遭っている。方向はこっち、距離的に、もうすぐのはず・・・・・。ブッシュで動けなくなってから、引き返す。あわてているもんだから、引き返す時にさらに道に迷って元に戻れない。

カーナビにも、何度も騙されている。一方通行だったり、旧道だったり。

妻は引き返そうと言ったが、どうしようか考えているうちにどんどん車は走る。さらに、この道、一度走っていると勘違いしていた。まあ、ゆっくり走って、夜景でも楽しむか、と思った。

奈良県側は、一方通行で始まる。かなり急。途中でおかしいなあ、と思ったが、引き返すところもない。どうしようか、と思っているうちにかなり走ってしまう。「一度走っている」と思っているので、まあ、ここさえ越えれば、と思ってしまう。まがりなりにも、国道なんだし。
走れば走るほど、道は細くなり、急になる。対向車でも来ればおしまいだろう。やり過ごすスペースなんて、全く無い。不安は募るが、引き返すことも出来ない。ちょっと後悔する。

なんとか、奈良県と大阪府の県境の印を見つけ、「暗峠」の標識を見る。下はなんと、石畳。道は細いまま。が、これを越えれば道は広くなる、と信じていた。

越えたとたん、道が無くなる。見えない。急坂で、急カーブ。車幅は、車一台分。印象的に、30度くらい。まあ、そんな確度ならとても車なんて走れないだろうけど、そんな気にさせる角度。ちらっと前を見れば、大阪の夜景が見える。が、楽しむ余裕なんて、全く無い。
ギアは1速に入れるが、ブレーキに足を載せたまま。走っているのか、止まっているのかわからないくらいのスピードで降りる、というより、落ちる。とにかく怖い。一度でも足をゆるめると、そのまま落っこちそう。
途中で、なんと、対向車。幸い、カーブのところで道幅が少し広くなっていたのと、相手は小型乗用車。なんとかやり過ごす。妻の話では「若いお姉ちゃん二人。迷いこんだんとちゃう?」って言ってたけど、車幅を見るだけで精一杯で、運転手なんて見る余裕はなかった。

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これ、某HPから借りた写真。これが国道、って信じられますか?ここはかなり下の部分です。で、これは、大阪側からの写真。私は向こう側から降りてきました。この場所でやっと思い出しました。
国道308号線。
「日本の酷道」に載ってたんだ。

大阪側に降りてきて、人家が見えてくるのに車幅は相変わらず、車一台がやっと。大阪側からなら、絶対に通る気にならないでしょう。
今まで、車で怖い目にあったことも何回かはあるけど、一瞬のことで、まあ、何とかなってきました。今日は、本当に怖かった。途中で休憩しようにも、そんなスペースは全くありませんでしたし。

細い山道で、今度はバイクでで楽しもう、と思うような道は時々ありますが、この道、絶対に、二度と来ることはないでしょう。バイクでも絶対無理です。怖い。

興味がある方は、酷道(国道)308号線で検索してみて下さい。いっぱいひっかっかります。例えば、こんなとことか、こんなとこ。日本で一番、車幅が狭い国道、とか、急な国道、とか書かれているようです。
くれぐれも、車で行こう、なんて思わない方が良いと思います。











  1. 2008/12/23(火) 22:16:04|
  2. 日記|
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