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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

夜の洞穴

キクガシラコウモリというのは、けっこうどこにでもいるコウモリである。もちろん、いろいろ調べた結果、そういう結論になっている。ちょっとした岩のへこみみたいなところでも見つかることがある。
コウモリを始めた頃は他に行くところもなく、一頭でもコウモリが見つかった場所には、律儀に毎月見に行ったりしていた。そのうち調査地も増えて生息地、生息パターンがわかってくると、それらの小さな生息地には行かなくなってきた。数年見ていないところもあるし、もう一度行こうと思っても場所すら思い出せないところもある。

最近の興味は生息地そのものより、出産コロニーに移ってきた。というより、調査対象を廃坑から人工洞に広げたら、キクガシラコウモリが出産しているところに出くわすことが多くなった。さらに、場所によってはモモジロコウモリと一緒に寝ている。うん、おもしろい。

何度も書いているけど、出産コロニーは夜間の調査になる。親が出て行くのを待たなくてはいけない。
夕方から調査に出かける。洞口で日暮れを待つ。日没後しばらくすると、親がボチボチ出かける。暗くなった8時頃、洞穴に入る。
当然、洞穴というのは完全に真っ暗で、昼でも夜でも同じはずなんだけど、夜の洞穴というのは気持ちが悪いものである。廃坑はほとんどが手堀の狭い坑道なんで、逆に落ち着くのかなあ。人工洞は広すぎて落ち着かないのかも。

普通なら、明るいところから真っ暗闇に入り調査して、データをそれなりに取って仕事をした気分になり引き返し、外の明かりを確認して初めて、「生還」した気分になれる。暗い中調査に入り、また暗いところへ戻る調査というのは、あまり気持ちの良いのもではない。それでも何で調査するの?そこにコウモリがいるから・・・・・・。

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  1. 2008/07/11(金) 21:53:16|
  2. 穴・コウモリ|
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