いつだったか、複数の方から、大阪の何とか音楽団の存続に対する署名の依頼が来た。例の橋下知事のからみ。ウィキペディアによると、7億円の経費のうち、4億5千万円が毎年、税金で補われているらしい。まあ、自助努力もされているんだろうけど、それが丸々無くなれば解散せざるを得ないんだろうか。でも、大阪府には4つだかの、似たような(というのは素人の論理で、専門家に言わせればすべて違うんだろうが)楽団がある。それらに対する税金のつっこみ方は全く違う。ほとんど自立しているところもあるんだっけ?
先日の、そこまで言って委員会(だったかな?)、たかじんの番組で、ざこばが、ワッハ上方の存続の署名をした、てな話をしていた。「先輩に言われたら署名せん訳にいかへんやんか、ほんまは、あんなんいらへんね。こんなん、放送で流さんといてや」てな事を言ってた。
近つ飛鳥なんとか、とか、弥生文化なんとかも統合の話があって、それに対してそれぞれが存続の要望、署名、講演会なんかをしている。これまた、素人の私が見る限り、みんな似たような施設なんで、単独で存続させる意義は個人的にはよくわからないが。
まあ、文化というものはお金を稼げるものではないので税金が必要なんだろうけど、実際、それらの優先順位というのはさっぱりわからない。博物館でずいぶん遊ばせてもらっているのでそれらの関連施設は存続して欲しいけど(大阪府と関係ある施設には世話になっていないが)、広く府民の目で見ると自然科学相手のこの手の施設は受けがよくないかも。
橋下知事が聖域にしている図書館にしても、大阪府立があったり、市立があったり、大学にも図書館はあるし、国立図書館もある。それらを統合する気はないのか。でも、現実的に、府民の何割が恒常的に図書館を利用しているんだろう?私自身、府立図書館に行ったのは2,3回かなあ。
まあ、一番いらんのは無駄な公共工事、道路、ダム、てなところじゃないかとは思うけど、それらで食べている市民、府民の数も非常に多く、一気にそういうのが無くなると失業者は増えるし、消費は落ち込んでさらに景気が悪くなり税収が落ち込んで、てな循環が生まれるのか。
これまた新聞報道によると、橋下知事は自分の給料のことは一言も言ってないんですね。月給145万円だそうです。(当然、別に賞与もあるんでしょう。)「年収3億円の弁護士職(タレント活動を含んででしょうが)をなげうってこちらに来た」てなことをどこかで言ってたらしい。そんなん、こっちの知らんこと。まず、自分の給料を削減するべきなんじゃないんでしょうかね?
- 2008/05/08(木) 08:13:00|
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