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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

動物愛護はどこへやら

とある、中型哺乳類を人工保育しておられる方がいる。最初は飼育の仕方を聞いてこられたが、大きくなって今度はその処遇について相談を受ける。人工保育なんで野生化で生き残れるかどうかは不明、というより、おそらく無理だろう。でもって、とある動物園と話をつけたらしい。で、今度はその移動についての相談。

県は、傷病鳥獣を展示飼育目的で移動させるのは出来ないという。ある意味、これは当然の事。法律が現実に対応していない。別に、正式に認めるのではなく、黙認してくれと言うのにそれも認めない。鳥獣保護法というのの本質が生き物の愛護なら、超法規的にもある生き物が命を長らえる方法があるならそちらを優先すべきかと思うが、もともと法律は狩猟を前提に作られた法律。動物愛護という観点はない。また、行政側は特例とか前例を極端に嫌がる。今までそういう例がないので、移動の根拠を見つけられないという。
動物園での飼育技術向上のため飼育したいというと、今度はそれは学術捕獲した個体でないと無理だという。事前に捕獲許可を出して、それに基づく捕獲でないと認めないという。

今度は、動物園側に、とりあえず無許可で引き取れと言うと、動物園側が難色を示している。公的なところなので根拠がなれば受け入れられないという。現実的にはその動物をどうしても欲しいし、入手するメドもないまま飼育計画、飼育施設を作っているというのに。

特に珍しい動物でもなく、ホネホネ団では月に何頭も受け入れしている動物。こんな動物一つに、なんでこんな大騒ぎする必要があるんだろう?

あげます、もらいます、でおしまいでええやん。誰も入手経路がどうの、所有権がどうのなんて言わないって。


毎度毎度、大阪府の例を出して申し訳ないけど、大阪府は人工保育したアナグマを岬公園で展示飼育する事を認めています。ただし、これも傷病鳥獣として認めると理屈が合わないので、私の質問に対して最初は「狩猟個体ですので大阪府は知らない事です。」(猟期に狩猟鳥獣を手で捕まえるのには許可はいらない。)って説明をしましたが、保護時期は禁猟です。で、つじつまが合わないと思ったのか、すぐに、「あれは学術捕獲です。」って説明に変わりました。学術捕獲の申請を認めた後に、アナグマの新生児2頭を捕獲したそうです。で、岬公園では研究目的に飼育するついでに、みんなに見てもらっているそうな。でも、公園のケージの前にぶら下がった説明書を読むと、岬町で保護されて人工飼育されました、って写真付きで説明されていますし、新聞報道も保護個体、となっています。

そういえば、うちのタヌキ、違法飼育ですって説明をみんなにしていましたが、今度から説明を変える事にしました。人工保育して大きくなったのでいったん山に放獣しました。けど、なついて着いてきたので用手捕獲しました。猟期に猟区で、法定猟具以外で捕獲しているので問題はありません。その後の飼育についてはとやかく言われる筋合いはありません。

スズメやヒヨドリ、ムクドリを飼っておられる方もこういうやり方で堂々と飼育しましょう。
ただし、通用するのはあくまでも狩猟鳥獣だけですのでお間違えのないよう。さらに、猟期に猟区と言うところもお間違えのないように。また、ワナやカゴなどでの捕獲には免許が必要です。あくまでも用手捕獲や、気合いで気絶させる、などの方法で捕獲して下さい。

動物園がその動物をどうしても欲しいのなら、狩猟免許を取ってワナで生け捕りしようかな、と思ったりしています。でもって、動物園に売り込もうかと。

副業になるかなあ。
  1. 2007/08/16(木) 08:45:18|
  2. 日記|
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