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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

いい死に方

伯父の一周忌で親戚のウチへ行く途中、何気なくつけていたラジオから「いい死に方」云々のトークが聞こえてくる。いわく、うちの父は90何才かで朝元気だったのに、夜に寝てそのまま亡くなった、だとか、うちの母は80何才までとにかく好きな事を何でもして、今まで経験していない事は死ぬ事だけだったとか、要するに医者にかからず、長患いせずに死ぬ事が「いい死に方」で、自分もそうありたいという話になっている。

「いい死に方」があるなら、対極としての「悪い死に方」もあるんだろうか。聴取者から、死に方に良いも悪いもないでしょう、というような意見をもらい、司会者共々、もちろんそうです、と言いながら話は結局は元に戻っている。

世間的にも自宅で静かに死ぬのが望ましい、てな風潮もあるが、今の時代、死ぬのがわかっていても病院へ連れて行き入院させないと保護者の義務を果たしていない、てな事を言われて非難されるのも事実ではないだろうか。

家族に看取られて死ぬ、親の死に目にあうと言うのが理想ということにもなっているが、それもなんだか意味があるのか無いのか、わからなくなっている。
葬儀にしても、一周忌にしても主役である本人の意志は(厳密な遺言でもしていない限り)ほとんど入っていないと思う。それらはあくまでも残された人たち、残された一族の結束を確認しあう儀式のような気がする。

子供の義務と責任、親の義務と責任ってどこにあるんだろう。



子供が成人して家を離れたのなら、親としての義務は果たしたのではないだろうか。
自分が死ぬ時に子供に過度の責任を押しつけるのも私自身、望まないと思う。
  1. 2007/07/29(日) 19:49:11|
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