FC2ブログ

毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

アブラコウモリ

(電話での問い合わせで、私の聞き違いや勘違いがあるかもしれません。あしからず。)
アブラコウモリの電話をもらった。小学生がひらって学校へ持ってきていたのを、かわいそうだからと引き取ったらしい。
よくある間違いの大人かと思っていたら、まだ毛も生えていない正真正銘の赤ん坊みたいだった。牛乳を与えて2,3日経つという。うちに来た例では、たいてい1日で死んでいるので2,3日生かすだけでもたいしたもんである。うちはネコミルクを与えるけど、牛乳の方が良いんだろうか?牛乳で育てた例は他にもみたことがある。
足が腫れているらしい。何とかならないかと言われたけど、そんなん、どう考えてもなんともならない。こちらへ連れてくるとどうにかなるか、とも言われたけど、どうにもなりません。ただ、同じ事をするだけです。

うちを紹介したのは行政側らしい。もちろん、救護獣医師として登録しているのでそれはかまわないが、保護したことについていろいろ言われたらしい。自然の状態なんで人が手を出すべきではないという、大阪府得意の論理だそうである。
アブラコウモリの巣立ちなんて聞いたことがない。まあ、アブラコウモリは3,4頭の子供を産み、弱い子は育たないらしいから親から見放されたのだとすれば自然と言えば自然だけど、その子にとっては異常事態だろう。そういう子を自然と捉えて救護しないのもどうかと思うが。

さらにどういう経緯でその方が引き取ったのか知らないが、どうしてそのまま子供に任せておかなかったんだろう?死ねば死んだでいいので、子供に面倒をみさせた方が「教育的観点」からは有意義ではなかったか。スズメの巣立ちヒナを親子で連れて来られることはよくある。なんとか子供に育てさせるように親に話をするが、親は死なれるのがイヤで病院に置いていくケースが多い。私が子供の頃は、ヒナをひらって来ても怒られたことはなかった。ゴハン粒を与えては何羽も死なせていた。



  1. 2006/07/12(水) 15:17:43|
  2. 仕事?野鳥|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
【楽天市場】本・雑誌・コミック