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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

再び狂犬病予防集合注射

で、狂犬病予防集合注射(の当番)が終了しました。
今年の出番は4回。まあまあ、大きな問題もなく終了しました。
個人営業の我々にとって、同じ獣医師会のメンバーと仕事をするのは年に何回もありません。注射会場によっては来る頭数の割に獣医師の配分が過剰でたいへんヒマです。

獣医さんにもいろんな個性があり、我々とはあまり話もせず、来る飼い主さんとだけ必要最低限の会話をして黙々と注射する人、親しい先生と世間話ばっかりして自分は全然注射しない人、逆に、飼い主さんが準備できてないのにいきなり注射する人、そんなこんなを遠くから冷静にながめている人(これ、私)、まあ、変わった人が多い業界です。
一番多い質問は、「何才まで打つのか?」、「家から一歩も出ないが必要か」、というもの。ヨボヨボで人を咬む元気はない、それでも必要かと。
法律は3ヶ月以上の犬は注射せよ、となってるだけなんですね、もちろん獣医師の(病気で注射できないという)診断書があれば猶予はありますが、免除はありません。

狂犬病予防注射というのはもちろん、病気から個体を守るという意味もありますが、集団防疫といって、その地域のある一定割合以上の犬が免疫を持っていると、たとえ狂犬病ウイルスがその地域に入ってきても爆発的なウイルスの蔓延は食い止められるだろうと言う考え方があります。人のインフルエンザワクチンも同じような考えだと思います。

中国でも東南アジアでも狂犬病はまだまだ存在し、年に何人か死亡しているようです。今の日本の検疫体制では遅かれ早かれ、狂犬病は入ってくるだろうというのが専門家の一致した意見。可能性が高いのは流氷をわたってキタキツネが北海道に持ってくるケース、ロシアや東南アジアからの船に犬がペットとして乗せられており、それが北海道や関西の港でほかされるケース、種類によってはフリーパスに近い野生動物の輸入、などなど。
狂犬病が入ってきた時のワクチンの備蓄はどうなっているんだろう?
とりあえず何十頭分かはうちの冷蔵庫に常にあるので、このブログの愛読者さんには優先的に注射しましょうか?

DSC09618.jpg

画像がないとさびしいのでこれでも載せます。
犬の膀胱結石です。こういう形はあまり多くない。
患者さんが言うのは皆同じ。こんなん作るぐらいやったらダイヤモンドでも作れ、って。


  1. 2006/04/17(月) 22:06:58|
  2. 仕事:犬猫|
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