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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

どこまで治療する?

猫の診療を2頭頼まれる。
一頭はノラネコで、外で生活している子。1,2ヶ月前から居着いているらしい。元気がないというので診療すると、胸水がたまってて猫白血病ウイルスが陽性、血液にも腫瘍性のリンパ球が多数。とりあえず患者さんに相談する。どこまで治療する?

本当はレントゲンも撮りたいし抗ガン剤治療もしたい。そうなるとどんどん治療費がかさむ。それだけしても完治することはないだろう。いわゆる延命効果?QOLの改善?
年配の方で、それだけの治療費をノラネコにかける余裕はないという。とりあえず胸水を抜いて点滴だけ。必ず胸水はすぐにたまる。さて、次はどうするんだろう?結局は呼吸困難になると見殺しにもできずに診療するケースが多いけど。
もう1頭は飼い猫。この子はできる検査、治療はすべてやって欲しいという依頼。ある意味、野良とは待遇が違うけど、この子は十年以上飼ってる子。扱いが違っても、まあ仕方ないだろうな。

びっこの犬が来た。後ろ足が両方、麻痺気味。明らかに脊髄疾患。麻痺はしているけど歩けなくはない。食欲も普通で排便も正常。普通のレントゲンでは異常は見つけられず、次にするとすれば造影?CT?
高齢なので、患者さんは歩けるうちは、もう何もしないという。造影検査ならうちでもできるので、正確な診断のためにおすすめはしたんですけど。もっと積極的に診断するならCT。これは専門病院に依頼するがおそらく数万円かかる。さて、どうする?

鼻血を出す犬がいた。止血剤や抗生剤では反応がなく、CTのある腫瘍の専門病院(三重県まで!)へ行った。鼻の奥の腫瘍が見つかった。手術できる場所ではないので放射線を当てることになった。ただし、完治はできないので必ず再発するとの条件付き。1クールの治療で30万円ほどかかる。
半年ほどは元気だったがどうも再発したらしい。再び出血が始まる。2回目は1回目以上に効きは良くない。
さて、どうする?

  1. 2006/03/16(木) 21:31:44|
  2. 仕事:犬猫|
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