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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

実習生

先週から1週間、実習生が来ていた。
動物看護の学校はこちらが把握できないぐらいにいっぱいある。ちなみに私が開業した頃は大阪に1つか2つしかなかった。
動物病院の助手というか、動物看護師というか、AHT(アニマルヘルステクニシャン)というか、よく考えると名前すら統一されていない職業、ともいえるかな。国家資格ではないので悪く言えば各学校が勝手に卒業資格を自分の基準で作っているようなものである。これだけ学校が乱立してくるとかなり供給過剰になっているのではないかと思う。
確かに受け入れ側の動物病院も増えてはいるがそれ以上に希望者がいるのではないか、学校を出た子全員が希望の職種に就けるのか心配になる。もっとも、世間にはいろんな学校もあるのは事実で、イルカのトレーナーの学校というのもある。こういうのに至っては卒業生の中の数人しか就職はないだろう。

学校が乱立し、それなりに就職口があるというのは逆に言うと「回転が速い」職業とも言える。うちでも通しのスタッフは朝の8時半から夜7時まで拘束している。それに応じた待遇、給与を出しているのかどうか不安もある。少なくともいわゆる都会のOL的な生活や給与ではないと思う。高校を卒業して2年専門学校に通って、と言う年頃の女性が多く、給与も最初は世間一般的かもしれないが、社会的な保証が十分でないケースが多く長期に勤められないのか、数年で辞めていく話をよく聞く。もっとも、数年というのは結婚退職の年令でもあるが。

で、来られる実習生にもいろんな子があり、不謹慎な言い方だがそれはそれで楽しい時もある。今回の子は学校の休みを利用して実習に来られた。こういう子は積極的でやる気もあって、こちらも対応しやすい。
ネットでうちの病院の情報を調べてから来る子も多い。コウモリばっかり書いてる変な病院と思いながら、それでも来るんだから来る子も変わってる、かな。

実習といっても要するにタダ働きなんだから、基本的には楽しく遊んでいてくれればいいと思う。うちはある意味では教育機関ではないんだから、あまり教えるということはしない。それでもなんかを吸収して帰るかどうかは本人次第だろう。
給料を払う子は勤めたその日からきっちりしつけている(つもりである)。その子の一言が病院の経営にも影響するからである。
病院の語りぐさにもなっているが、今まで一人だけ実習生をクビにしたことがある。この温厚な浦野先生を怒らせるぐらいだから想像が付くかなあ。まあ、長く生きるといろんな人物と出会えるということか。

そうそう、またまた中学校から実習依頼の手紙が来ていた。
中学生の実習となるとこれはこれでむつかしい。動物病院で働きたいという、しっかりした目的で実習に来るのともちょっと違うような気がする。
最初は喜んで何回か引き受けたが、最近は重荷になりつつある。
まあ、私も子供3人、義務教育のお世話になったんでそのお礼のつもりでもあるんだが。
  1. 2005/10/04(火) 20:39:24|
  2. 日記|
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