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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

マレーグマの解剖公開?

某動物園のマレーグマが死亡し、遺体を引き取ったらしい。
9月4日に剥製作りのための解剖があります。見学ご希望の方はお知らせ下さい、ってとりあえず書くけどいつも思うのは公開して良いのかどうかという事。

動物園動物といえども野生動物ととらえるなら、どんな病原体を持っているかわからない。もちろん動物園で公開されていたわけですから、検疫や検査は何回となくしているんでしょうけど、見るのとさわる、さらに解剖するのとはえらい違うように思います。現世哺乳類の専門家がいないので、解剖と言っても大人子供が入り乱れて(?)皮をはぎ、肉を取ります。動物園で病理解剖はしているらしいので中身(内臓)がどうなっているかは不明。

必ず手袋をするように指令を下しますが、いわゆるプラスチック手袋はぶかぶかですぐ破ける、手術用の手袋はもったいないのでいつも持って行かない、で、よくないと思いつついつも素手で解剖しています。まあ、私自身は自己責任のつもりでやっているんですけど、解剖とはそんなものと思われるのが一番怖い。そういう意味でも子供にはある程度距離を置いて見学させる方がええと思うんですけどねえ。

現実的には動物の解剖となると獣医師である私が一番近い存在?でも健体解剖や病理解剖ははるか昔の話。今でもまれに病理解剖はするけどたいてい生前の病気、診断を確かめるためのものであやしい臓器を見ておしまいと言う事が多い。しかも相手は犬猫。
動物間の相違を調べるのは理学部の動物学科、と言う事にしておこう。
まあ、ホネホネ団にいるかぎりはもう少し解剖のイロハを思い出して指導的立場に立つよう努力しよう、と思うけど、皮と骨だけ欲しいならもういいや、って、ついいい加減な解剖に走ってしまう。

ということで来る者拒まず、というのがホネホネ団事務局の方針らしいので、見学されたい方はとりあえず私までお知らせ下さい。
解剖したい方ももちろんお申し出下さい。ただし病気の感染には責任を負いませんので。

そうそう、この日のハイライトのもう一つは腐りかけのスナメリ。
こっちの方がすごそう。
  1. 2005/08/26(金) 20:57:07|
  2. ほねほね団|
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