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毎日の院長 改め、日々雑感

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

ヒロミちゃんがたいへんなことに

ヒロミちゃんがまたまたたいへんなことになりました。お腹が張っている、ウンコが出てないのでは?との連絡があり、診療すると確かにお腹がぱんぱん。けど、手術した肛門はきれいに治っているし便も普通。レントゲンを撮るとこんな風になっていました。
DSC05940s.jpg

いわばお腹の9割が胃。腸はお腹の後ろに押されてちょこっとあるぐらい。
犬なら胃拡張で呼吸できないぐらいの張り方ですが、ヒロミちゃんはいたって普通の顔をしています。ただ、朝はあまりごはんを食べていないというのでこの胃の中身は昨日の分?その前の分?

胃を切って中身を出そうかどうか迷いましたが、本人はブーブーおっしゃるだけで何も言わないし、まず腸管の運動性を高めて後ろに流すような治療をしました。北海道の共済組合で大動物診療をしていた時は、確かに豚も診療対象でしたが仕事は予防注射ばっかりで個別診療はありませんでした。

数日後、お腹の張りもなくなった、との連絡を頂きほっと一息です。豚の開腹手術、やれと言われればやるけど、経験がないだけにちょっと不安やもんなあ。なんか体型を見ていたら縫ったところが破裂しそうだし。

で、肝心の原因なんですが食事を聞いてみると穀物主体で与えているらしい。私自身、そこまで手が回らないので勉強していませんでしたがネットでちょっと調べると、ちゃんとミニブタ用のペレットもあるんですね。
いわゆる家畜としてのブタは、何kgたべて何kg太るかの世界なんで、余分なエネルギーを使わせないように粉のような配合飼料ばっかり。(今もそうなのかどうかは知りません。私が学生の時はそんな話でした。)それが原因で胃潰瘍のブタばっかり、とも聞いてました。
とりあえず繊維質と水分を十分とらせて、食滞を起こさないような食事にしてもらうように伝えました。
(実はちょっと前の症例です。ネタがない時用にいくつかストックしている記事、でした。)

  1. 2005/03/23(水) 21:34:08|
  2. 仕事:犬猫|
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