毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

悟りました

例の、福知山線廃線跡のハイキングコース。友の会の月例ハイクで昨日、歩く予定だった。
タイミングよくかどうかわからないけど、ハイキングが決まる少し前に歩いていて、そこそこコウモリが見つかっていた。下見に行くというのでその時のデータをお渡しして調査をお願いした。ちょうど子育て時期ではあったけど、近くにほとんど知られていない、アプローチの大変な穴があり、そっちでの哺育は確認していたのでトンネルから追い出してもそっちへ行くからまあ大丈夫、と思っていた。
下見に行かれた後に簡単に結果を聞くと、キクガシラが3,4つ、との返事だった。
うーーーん、そんなはずないんだけどなあ、もっといたはずだけど。

本番に何とか行こうと思っていたけど仕事の都合でどうしても休めず、診療が終わってすぐに駆けつけりゃ最後の2時間くらいはお付き合いできるかなあ、と思っていたら、台風で行事が流れてしまった。

せっかくだから12月の私のハイキングで使えないかと思って、今日に行ってみた。

昨日天気が悪かったからか、思ったほどのハイカーはいなかった。それでももちろん、そこそこの人が歩いている。
みんな足元とか前は照らしているけど、私みたいに天井にライトを当てている人は皆無。天井にライトを当ててフラッシュをたいている、って、普通じゃないかも。隙間を一つずつチェックしているので歩くスピードも、ほとんど止まっているみたいなもんだし、ある意味、怪しい?

子連れも多く、撮影している時に小学生くらいの子が通りかかったので、ここにコウモリがいるよ、って照らすと、一瞬天井を見て、かわいい、って一言発しはしたけど足も止めず、親も反応は無く、それでおしまい。
別の場所ではモモジロの小コロニーを撮影している時に、小学生の団体が通りかかったので同じように紹介したけど誰も興味は無かったみたいでそのまま行ってしまった。

私なんて、何十年もコウモリを見て来たけど、キクガシラ一頭で大騒ぎするけどなあ。博物館の会員さんとかその子供だったらこんなに反応が薄いはずないと思う一方、一般の人にとってはコウモリなんてそんな認識なんだ。
今まで、生息場所を明らかにして野次馬を呼び込んだらコウモリがその貴重な生息地を放棄するとも限らないと思って、生息地の具体的な場所は掲載しなかったし、調査の一般公開も避けていた。
いつだったか、知り合いが、そんなん、場所が分かっても誰も行きませんよ、って言ってたけど、それが本当のところなんだなあ。

友の会の会員さんにしてもどこまで興味を持ってくれるかわからない。興味を持ったところで、ライトを照らして、これがキクガシラコウモリ、これがモモジロコウモリ、って説明しても10秒くらいで終わってしまうか。

コウモリでハイキングはやっぱり無理ですな。

現在候補に上がっているコースは、岩や地層の観察が面白いんだって。そっちの方が一般受けするし、時間も持つらしい。
わたしゃ、さっぱり興味ないけど。
  1. 2017/09/18(月) 21:10:38|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

結局、行った

久しぶりに、共同研究者と一緒の調査を計画した。一緒に行けば標識もしやすくなる。計画したのは先週の事。が、予報も悪いので前日に中止を決めた。

当日、朝からやっぱり天気が悪い。せっかく計画していたので、雨でも行けるようなアプローチの簡単なところだけ行ってみようと思った。方向は北の方。車で走っていると少しは雨が降っているけどひどくはない。おそらく、午後から本格的に降るのかなあ。

最初に行く予定だったところは道なき道を30分ほど歩く。斜面がきつい所では雨で足が滑る。それもあって中止したんだけど、これくらいなら何とかなるような気がして、結局は一人で調査してしまった。特に危険な穴はなるべく一人ではいかないように、って思ったところなんだけど。

そこの調査が終わった直後から雨がひどくなってきたけど、次の調査地は車横付け。こっちはほとんど危険性もなく、アプローチは簡単。ユビナガコウモリが数百頭いて、歩いていると上からおしっこが降ってくる。今日は標識を計画していたんだけど、一人で捕獲して標識して、というのがやっぱり大変だった。数十頭に標識して調査終了。
せっかくの休みなんであと2,3か所、と思っていたけど、雨がひどくなってきたのでこれでおしまい。
それでも、久しぶりにコウモリと触れ合い、ちょっと心落ち着く。


  1. 2017/09/16(土) 23:27:45|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

文献集

青森の向山先生が不慮の事故でお亡くなりになり、遺稿集というか、先生の文献集を発刊したいので購入希望者を募っている、という連絡がコウモリの会から来ていた。何十人か集まらないと発刊の経費が出ないのだとか。私も一部申し込んで、何か月かのちに、費用が集まったので発刊します、との連絡が来た。まあ、よかった。

さあ、私もそうなった時に備えるべ、と思って自分の文献を整理してみるが、せいぜい10~20本くらいかなあ。コピーとホッチキスで、半日でできる仕事みたい。まあ、文献なんて今の時代、検索をかけりゃそれなりに出てくる。この程度なら、わざわざまとめる意味もないかな。

今年のコウモリフェスティバルでは向山先生の標本が、何箱も並んでいた。私自身、生きた状態では見たことがないコウモリばかり。さすがによくお集めになったなあと思いつつ、保管が気になった。うろ覚えだけど、「郷土資料館」みたいなところに収蔵されている?この手の標本なら、本来は自然史博物館じゃないの?日に焼けた感じの標本もいくつかあって心配になった。
ちなみに、私も一時は手元に標本を置いていたけど、今はすべて博物館に入れています。

  1. 2017/09/13(水) 21:59:00|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

3連ちゃんか

コウモリ帰りでデータ整理。最近毎日だなあ。今日で3日連続。
昨日の調査地はハイキングコースだけど20分ほど歩く。暗闇を往復。なんだか、ちょっと気持ち悪かった。いままでそんな感覚になった事は無いんだけどなあ。
今日は駐車場所から2~300mで、街灯もあるところなんで気楽だった。逆に、明るい場所なんで「人の目」が気になるところ。

どうしても行きたい場所が残っている。尾根筋を数百m歩く。ここ、道がほとんど無い。最初は何の問題もなく往復していたが、なぜか、何度目かから道に迷うようになり、遭難しかけている。最近はビニールひもを張って歩いている。帰りに回収するので、それに時間がかかる。今年、携帯のナビに頼るかどうか、迷っている。

能勢の山中の調査地。ここは本格的な山道。片道30分くらいかなあ。以前は何にも気にならず、一人で真夜中に往復していたけど、ここ数年は足が遠のいている。

夜中の調査はあと2週間くらいか。
さあ、頑張るべ。
  1. 2017/06/25(日) 23:24:09|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

今年も元気でした

昨日のコウモリは、モモジロコウモリの出産地。
何年前だったか、新生児が多数殺されているのを発見し、あわてて市と環境省に連絡したら、市の取った対応は、生き物を殺すと罰せられます、というA4の紙を一枚張り出しただけ。環境省は、市に任せているのでうちは何もできない、という返事だけ。市と電話している最中に、その場所、って、うちから一時間以上かかるんですよ、って苦情まで言われた。管理は地元の自治体に任せているとかで、地元がとった対応は、それまで鬱蒼としていた入り口付近を、見通し良く木を切っただけ。おかげで、私自身が(内緒では)入りにくくなっただけという、墓穴を掘った事件の現場です。

とはいえ、張り紙が功を奏したのか、それ以降はそういう事件は起こっていないみたいです。張り紙が生きていたのはほんの1,2週間だけだったんですが。










このあと、一か月後にはキクガシラコウモリが出産します。
  1. 2017/06/04(日) 21:36:37|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

いくらでも使って

各県ではレッドデータブックというものを作っており、定期的に改定するものらしい。だいぶん前の話だが、京都府が2015年に改訂版を発行するらしいという話を聞いた。それ以前のは2002年だったかなあ。2002年版をチェックすると、京都府にはモモジロコウモリもユビナガコウモリもいないことになっている。そんなあほな話はない。精力的に京都の穴を調査して、論文を書いた。

レッドデータブックの調査といっても、種によっては文献調査がメインだったりする。かくして、私の論文を引用してユビナガコウモリやモモジロコウモリも、京都府の哺乳類として正式に認められた。また、種によってはそれまでのデータが少なすぎて希少種になっていたものが、私の「発見」で普通種というか、扱いが変わったものもあった。
私の名前の入った文献がいくつか引用されている。これで私の名は死しても残ることになった。うれしい。

今度は和歌山で、改訂版を作る話があるらしい。和歌山でもきわめて普通のコウモリが記録されていない感じ。知り合いを通じて調査データをお渡しした。さあ、このデータ、使ってもらえるかなあ。
今から楽しみ。


RIMG8613.jpg







見覚えのある封書が来た。ここから何かをもらうのは2,3度目じゃないかなあ。
今回は食事券1000円分。2人で行ったら絶対足りない、だろうなあ。いずれにしても、なんでも送ってみるものである。
  1. 2017/05/22(月) 20:54:26|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

よく生きてるなあ

よく生きてるなあ、って、人の事は言えないか。
ここ

一度発見したが行方不明になっていたHP。もっとも、北海道なんで、コウモリ調査の役には立たないけど、穴さがしと調査手法の参考にはなる。ちゃんと酸素計を持っているのは立派、というか、それが当たり前かなあ。

知り合いに、酸素の事を聞かれたこともあるが、コウモリがいるという事は酸素はあるんじゃないの?って適当な返事をしていた。いつだったか、一緒に入った友人が酸素計を持っていて、調査が終わってから、あの穴の一番奥、酸素が少ないですね、って言われたことがある。そんなん、入っている時に教えて、って思った。もっとも、これには後日談もあって、「あの酸素計、壊れてましたわ」だって。

金属鉱床は坑道がしっかりしているので炭鉱みたいな落盤は少ない、って聞いていたけど、金属は酸化するので穴の酸素を消費する、てな話も聞いたことがある。

まあ、ぼちぼち、安全に楽しく調査しましょう。
  1. 2017/05/14(日) 21:45:51|
  2. 穴・コウモリ|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
次のページ
【楽天市場】本・雑誌・コミック