毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

いくらでも使って

各県ではレッドデータブックというものを作っており、定期的に改定するものらしい。だいぶん前の話だが、京都府が2015年に改訂版を発行するらしいという話を聞いた。それ以前のは2002年だったかなあ。2002年版をチェックすると、京都府にはモモジロコウモリもユビナガコウモリもいないことになっている。そんなあほな話はない。精力的に京都の穴を調査して、論文を書いた。

レッドデータブックの調査といっても、種によっては文献調査がメインだったりする。かくして、私の論文を引用してユビナガコウモリやモモジロコウモリも、京都府の哺乳類として正式に認められた。また、種によってはそれまでのデータが少なすぎて希少種になっていたものが、私の「発見」で普通種というか、扱いが変わったものもあった。
私の名前の入った文献がいくつか引用されている。これで私の名は死しても残ることになった。うれしい。

今度は和歌山で、改訂版を作る話があるらしい。和歌山でもきわめて普通のコウモリが記録されていない感じ。知り合いを通じて調査データをお渡しした。さあ、このデータ、使ってもらえるかなあ。
今から楽しみ。


RIMG8613.jpg







見覚えのある封書が来た。ここから何かをもらうのは2,3度目じゃないかなあ。
今回は食事券1000円分。2人で行ったら絶対足りない、だろうなあ。いずれにしても、なんでも送ってみるものである。
  1. 2017/05/22(月) 20:54:26|
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よく生きてるなあ

よく生きてるなあ、って、人の事は言えないか。
ここ

一度発見したが行方不明になっていたHP。もっとも、北海道なんで、コウモリ調査の役には立たないけど、穴さがしと調査手法の参考にはなる。ちゃんと酸素計を持っているのは立派、というか、それが当たり前かなあ。

知り合いに、酸素の事を聞かれたこともあるが、コウモリがいるという事は酸素はあるんじゃないの?って適当な返事をしていた。いつだったか、一緒に入った友人が酸素計を持っていて、調査が終わってから、あの穴の一番奥、酸素が少ないですね、って言われたことがある。そんなん、入っている時に教えて、って思った。もっとも、これには後日談もあって、「あの酸素計、壊れてましたわ」だって。

金属鉱床は坑道がしっかりしているので炭鉱みたいな落盤は少ない、って聞いていたけど、金属は酸化するので穴の酸素を消費する、てな話も聞いたことがある。

まあ、ぼちぼち、安全に楽しく調査しましょう。
  1. 2017/05/14(日) 21:45:51|
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公共交通機関を使いましょう

本日、変則的な休みをもらってコウモリ調査へ。
朝8時前の、天王寺行き快速電車。通勤客で満員。いつだったか、同じように平日に電車を利用してコウモリ調査へ行った時、案外空いていた記憶があったんだけど記憶違いだったのか、時間が違っていたんだろうか。今日は胴長もザックに入っていてパンパンの大きさ。これを担いで(むろん、乗車時は降ろしていたけど)あれだけの満員電車に乗る、って、ひんしゅくモノだったかなあ。

大阪から京都はさすがに逆コースらしく、座れないまでも余裕で荷物を床に置けました。

嵯峨野線。外人と若者がいっぱい。みんな嵐山で降りました。こっちの電車では、通勤客じゃなく観光客の恰好した人ばかりで、大きなザックは場違いでした。

京都で調査して今度は宝塚まで引き返し再び調査。久しぶりの調査地で、道に迷う。

何か所も調査して帰りも当然電車。大阪から、今度は帰宅のラッシュに遭遇する。みんなは一日働いて帰る途中、こっちは(遊びというわけではないけど)ザックを担いで山から帰る途中。
別に悪い事をしている訳じゃないけど、小さくなって帰りました。
  1. 2017/04/20(木) 22:43:21|
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お別れ

何年使っただろう?たぶん、17年かなあ。
最初はオオサンショウウオだったと思う。毎月、冬なんて雪が降っていても調査していた。そのうち、昼は洞穴で使い、夜に川で使うようになった。これ自身も重たいし、換えの電池がいつもザックに入っていたのでザックも重かった。こんなの、壊れる構造ではないと思うんだけどスイッチがおかしいのか、どこかの接触がおかしいのか、洞穴の中で突然消えることがあった。そのたびにスイッチを何度も押しなおしたり、前面を緩めると点灯したりしていたので、消えると前を回したり、たたいたり、していた。さすがに洞穴でそれを繰り返すのは恐ろしいので、その一件以来、懐中電灯は3つ持って入るようになった。

時々、ゲストを穴に連れて行ったりするとみんなLEDライトを持ってきていた。小さいのにすごく明るくってびっくりしていた。それでも愛着があってかたくなにこれを使っていたが、暗さと重さに負けてLEDライトを買ったのは報告した通り。
一部劣化で欠けている事もあり、いよいよお別れすることにした。

RIMG7936.jpg








知り合いの山屋さんは、古いヘルメットをゴミ箱へ突っ込んで山へ行った日に、崖から落ちて足首を骨折したんだそうな。帰ってすぐにゴミ箱から「救出」したそうな。
という話を昔に聞いたけど、この懐中電灯、インテリアにもならないし使い道がない。
丁重にゴミ箱へ行ってもらいました。
思い出は記憶の中だけに・・・・・・。
  1. 2017/04/14(金) 21:26:34|
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10数年もたってから

コウモリのデータが膨大になってきた。どうやって記録、整理すりゃいいのかわからぬまま、最初の思いつきで作ったエクセルファイルをずっと使っていた。最初はオスメスとか、体重、上腕骨長、個体の特徴なんかも記録していてそれを記入する項目もあったんだが、2,3年もたてばめんどくさくなって(というか、実際は一人じゃ手が回らないのと、老眼で細かい仕事ができなくなってきた)測定しないようになってしまった。ファイルでそこはずーーーと空白。

調査の参加者をフルネームで書いていると余分なスペースが必要になるかと思って、略号を使う事にした。と、時間がたつと、その略号が誰のことなのかわからなくなってきた。
調査地もどんどん増えて、一方では埋められた廃坑、トンネル、導水路も出てきている。

アセスを仕事にしておられる方が調査を手伝ってくれることになり、その方もあちこち新天地を開拓してくれているので、さらにデータが増えつつあり、さすがに今のやり方じゃわけがわからなくなりそうで、ファイルを作り直した。一部はその方が雛形を作って整理してくれた。
少しは見やすくなったかなあ。見直しまで10数年もかかってしまったなあ。

記録を見直していると、やっぱりいろいろ思い出す。昔は毎月、2回くらい山中をさまよっていたかも。ザイルにはしごを持って穴を回っていたときも。大学の探検部に手伝ってもらったときもある。

一方、見つかるコウモリの種類が飛躍的に増えるというようなこともなく、新発見も減ってきた。本当は樹洞棲コウモリもやりたいのだが、敷居が高くて手を出せない。


ウミガメから始まった「懐中電灯人生」はオオサンショウウオに引き継がれ、昼は洞穴で懐中電灯、夜は川で懐中電灯と言う時代が長く続いた。今の懐中電灯は穴の中だけ。


  1. 2017/03/28(火) 21:29:29|
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標本としては4例目かなあ

昨年秋から飼育していた子。冬も元気に過ごしていたのに、急に亡くなった。残念。
博物館で第2の「コウモリ生」を過ごすことになりました。
私が知る限り、大阪産では4例目。二つはミイラ化した子を収めているので、「普通の」標本としては2つ目になるんじゃないかと思う。









相前後して、2年前から保護飼育を続けていたチョウゲンボウも亡くなった。
さらに、娘が飼育していたハムスターも急に亡くなったらしい。
どれもこれも関連はないんだけど、不思議にこういうことが続く時がある。

あ、コウモリはヒナコウモリです。
  1. 2017/02/03(金) 21:58:44|
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だれか、入って!

某大学の探検部の悪口(みたいなもの)を書いたところだけど・・・・・。

兵庫県西部の調査をしてきた。年によっては、キクガシラが1000を超える穴が目的地。さらに、ザイルとはしごが必要な穴もあるし、前回新しく見つけたけど装備がなくって入れなかった穴もあったので今回はザイルにはしご二本の完全装備。
本坑ではキクガシラが1000頭を超えた。モモジロ、テングも期待通り。久しぶりの快挙、とでもいうかなあ。

気をよくして上の尾根にある穴に行ってみた。ここはザイルとはしごで降りられるはず。
ありゃ?穴が無いぞ。
回りの風景は絶対間違いない。よく見ると、大きな石の上に隙間がある。体をねじって滑り込んでみると、ここが入り口だった。昔はこんな石、無かったはず。
穴から出て回りをよく観察してみると、穴のかなり上の崖に新しげな面が出ている。おそらく、その崖から岩が剥離して落ちて来たんだろう。調査時に落ちてきていれば即死やで、間違いなく。穴に入っている時だったら出られなくなっている可能もある。
ああ、恐ろしい。
(って、懲りもせず、いまだにあちこちの穴に入っているんだけど。)
隙間から体を入れりゃ穴に入れない事も無いが、さすがに怖くてやめた。

ついで、以前に見つけていた縦穴にザイルを降ろしてみた。2,3mは斜面に沿って降りられるが、その先はオーバーハングになった崖状。降りるとすれば宙ぶらりん。
ここもかなり考えたけど、入らず。

さらに上部に大きな穴を発見するが、ここも大きな縦穴。かなり太い木枠も見える。石を落としてみると、かなり時間が経ってからゴン、ゴン、と言う。
やっぱり、無理。

あ~あ、かなり期待して、準備と覚悟していたんだけどなあ。まあ、命をかけるような調査でもないし。本気で入るならハーネスに確保要員は絶対に必要。誰か、手伝って、というより、代わりに入ってくれないかなあ。


  1. 2017/01/09(月) 21:52:42|
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