毎日の院長

週末の院長だけではご不満な方、新バージョンを作りました。

整理の極意

昨日の事。博物館で、友の会書籍バザー用の棚を整理してきた。バザー用の棚が書庫の一角にあるんだけど、段ボール箱があふれている。ほとんど「ゴミ」に近いような古い本、雑誌、文芸書まで混在している。見るに見かねて、以前、ざっと整理してみた。その時、戦時中の図鑑とか文献がいくつか見つかり、ヤフオクへ出してみたら思いのほかよく売れた。昆虫業界というのは一般の研究者というか、ファンが多いというのを再認識した。今回も、それに味を占めて整理の傍ら、そんな本が見つからないか、期待していたんだけど。

私自身、「床にものを置く」というのには耐えられない性格。前回の整理で床に置かれていた段ボールはなんとか棚に収めたつもりが、今回行ってみるとまたまた床に物が置かれている。今度こそ、棚に収まる量ではない。

先日の友の会評議員会議で、バザー用の書籍があふれていることを報告し、雑誌や学会誌関係は処分してもいいだろうとの合意を得た。スペースを空けるために、どう考えても自然史と関係なさそうなものとか、マニアックな専門誌を棚から出してみた。

これもいらんだろう、これはいらん、なんでこんなものが?、これどこの国の何語の本?、というようなものを棚から出して廊下に積みだすと、さあ、段ボール箱換算で10箱以上になったか。それでも、まだまだ棚に余裕はない。

テレビなんかで、部屋の整理をする番組なんかはよくあり、モノがあふれていた部屋が整理後にすっきりするのはよくあるんだけど、そりゃ、あれだけ物をほかせば片付くだろう、という事でしかない。

博物館は「物を集めて後世に残す」のが仕事ではあるけど、それは「自然界」のものに限ってのこと。図書なんて「完全コピー」に過ぎないので、博物館が収集するものではない、その仕事は図書館なり、大阪市、大阪府の行政の仕事、って、学芸員のSさんもおっしゃっている。
これらの図書の整理のために、博物館の学芸員の貴重な時間と労力、館のスペースを使うのはもったいないんじゃないの?


  1. 2017/05/23(火) 21:07:27|
  2. 日記|
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いくらでも使って

各県ではレッドデータブックというものを作っており、定期的に改定するものらしい。だいぶん前の話だが、京都府が2015年に改訂版を発行するらしいという話を聞いた。それ以前のは2002年だったかなあ。2002年版をチェックすると、京都府にはモモジロコウモリもユビナガコウモリもいないことになっている。そんなあほな話はない。精力的に京都の穴を調査して、論文を書いた。

レッドデータブックの調査といっても、種によっては文献調査がメインだったりする。かくして、私の論文を引用してユビナガコウモリやモモジロコウモリも、京都府の哺乳類として正式に認められた。また、種によってはそれまでのデータが少なすぎて希少種になっていたものが、私の「発見」で普通種というか、扱いが変わったものもあった。
私の名前の入った文献がいくつか引用されている。これで私の名は死しても残ることになった。うれしい。

今度は和歌山で、改訂版を作る話があるらしい。和歌山でもきわめて普通のコウモリが記録されていない感じ。知り合いを通じて調査データをお渡しした。さあ、このデータ、使ってもらえるかなあ。
今から楽しみ。


RIMG8613.jpg







見覚えのある封書が来た。ここから何かをもらうのは2,3度目じゃないかなあ。
今回は食事券1000円分。2人で行ったら絶対足りない、だろうなあ。いずれにしても、なんでも送ってみるものである。
  1. 2017/05/22(月) 20:54:26|
  2. 穴・コウモリ|
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まるで、外国

大阪城公園で、鳥の調査。本隊は午前中から調査していたけど、私は午後から追いかけた。本隊が歩いたであろうコースを速足でたどった。天守閣が近づくに従って人が多くなる。あちこちで中国語と思しき言葉が聞こえる。あっちにはインドネシアの国旗付きの旗。日本語が懐かしく思えるくらい。いったい、どこの国かと思いますねえ。

関西文化の日には、大阪城天守閣は参加していない。というか、私が知る限り、昔に一日だけ参加していたことがあるけど、さすがにこれだけ人が来るんだったらもったいなくって、「無料入場」なんてできないでしょうね。なんだか、妙に納得しました。

午後からだけの参加だったけど、どこかで本体を追い抜いたらしく、行ったり来たりでずいぶん歩きました。
天気も良すぎて、汗をかいていい運動になったみたい.
  1. 2017/05/21(日) 22:02:52|
  2. 日記|
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出戻り

昨秋から翼の骨折したドバトをリハビリケージで飼育していた。リハビリケージというのは表向きの名前で、実際はセキセイインコとコザクラインコの屋外ケージなんだけど。
半年も飼育しているとドバト自体で「創意工夫」と「努力」をするのか、骨折して上腕骨が曲がっているのに「地を這う生活」じゃなく、ある程度飛び上がれるようになるらしい。ケージの止まり木まで登るようになった。ドバトが止まり木に止まるとインコたちが怖がって、迷惑している。困った。

野生鳥獣救護活動をしていると一番困るのが、「死なないが放せない」子。昔は大阪府に飼育ボランティア制度というのがあって、放せない鳥はボランティアに預ける制度があった。過去形なのは、おそらく、今は(表向き、制度はあっても)活用されていないんじゃないかと思う。一生飼育につながる鳥は紹介しない、ドバトやヒナは扱わない、てな事を言われ、実際、カラスを預けたいと言ったが断られたことがある。そういうのが何回も続くと聞く気にもならないので、必然的にそういう鳥が貯まってくる。現在、猛禽類3種4羽にドバトがいる。

断脚したカルガモをそこでしばらく飼育していたけど、長く陸で飼うと水に沈むようになるし、これ以上飼育できないと判断して池に放してきた。平均的な寿命をまっとうするとは思えないけど、まあ、飼えない以上どうしようもない。
アオバトが新入りしたので、ドバトには、いよいよ出て行ってもらおうかなあ、と思った。病院で健康検査し、どれくらい飛べるか試し、しばらく思案した。

幸か不幸か、アオバトが落鳥したのでスペースができた。

まあ、いいや。もうしばらくだけ置いておこうか。
止まり木に止まられるとインコがかわいそうなので、羽を数枚抜いた。これらが生えてきたら、次こそどこかへ行ってもらおう。

  1. 2017/05/20(土) 21:44:37|
  2. 仕事?野鳥|
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ぶつくさ太郎 その?

確かに、傷病鳥獣を預けた後どうなったのか、気になるとは思うんだけどこちらからわざわざ連絡するというようなことはやってません。聞かれればもちろん返事はしますけど。預ける方は一生に一回かもしれませんが、こちらは月に何回もあることで、どなたがどれを連れてきたか(もちろん、カルテを確認すりゃわかりますが)までは覚えておりません。

電話で、フクロウを保護したがどうなる?、って言われたので、元気になりゃ放すし、亡くなったら博物館、って言いました。放鳥の時立ち会いたい、というので、こちらの都合で放鳥するので無理です、って言うと、納得でないのでそちらへは連れて行きません、って、そんなひも付きの野鳥保護なんて聞いたことがない、こっちから断りますわ。

今の時期、ネットで見るらしく、カラスの保護のメールがよく来ます。ほとんどが、行政で断られて困って聞いてきます。かなり困ってる雰囲気なので「親身になって」返事し、いよいよ困ったらこちらで引き取ります、っていうんだけど、次のメールが来た試しがありません。自己解決したのならその旨教えてくれてもいいと思うんだけどなあ。

これもたまたまかも知れませんが、タヌキの新生児の話も続いています。一件は翌日死亡して丁寧な返信ももらいましたが、一見はその後も音沙汰なし。これまた、すぐに自己解決するくらいなら、聞いてこなけりゃいいのに。

だからさあ、どうせうちが引き取ることになるんだから、問い合わせがあればうちの連絡先を保護された方にすぐに教えてくれりゃいいのに。うちに聞いてまた向こうに返事するんだったら、二度手間でしょ?うちも最初の電話は受けなくて済むし。

目の前にカラスの子が落ちててどうしようもないから行政にお願いしているのに、それが自然だから救護しないで、っていわゆる「市民感情」はわからないんですかねえ。車道にカラスが落ちていても、車にひかれるのが「自然」って納得させられます?納得してないからこちらにたどり着くんでしょう。何のための「救護ドクター制度」なんだろう?



  1. 2017/05/19(金) 21:44:08|
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卒業

博物館のナイトハイク。昔は箕面の山中を、徹夜で歩いていました。最初の頃こそ、オオサンショウウオは捕獲して観察できたし(もちろん、捕獲許可は持っています)シカを見たり、イノシシすら見られた時もありました。雨の直後のナイトハイクでは、ニホンヒキガエルやタカチホヘビが何頭も見られたことがありました。毎年やっているとだんだん飽きてくるし、オオサンショウウオの観察場所だった河川敷はフェンスが張られるしで、徹夜で歩く意味も薄れてきて、今年は日没から2,3時間だけの行事になりました。それを機に、私自身もナイトハイクからは卒業して担当を外れることにしました。

箕面以外の開催場所を探そうと、何か所も徹夜で歩いたこともありましたが、結局、行事として実施できそうなところは見つからず、カエルを主目的に別の場所で同じような夜間観察会をすることにしましたが、こちらも私は担当から外れました。

若い頃は夜の9時ころに北摂の河川に集合してオオサンショウウオの調査をし、1時とか2時に帰るというのを月に一回はしていました。それでも次の日は何ともなかったのですが、もう最近はそんな無茶をする自信がないなあ。

といいつつも、友が島のナイトハイク(というより、気分はサバイバルキャンプ)は強く推薦していて、今年も下見(の下見)に行くつもりはしています。どなたか、ご一緒しますか?
  1. 2017/05/18(木) 21:39:58|
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パソコンなんて、そんなもん

世間はパソコンにウイルス、って騒いでいるけど、そんなん、入るのが普通と思ってりゃ別に困りもしないんじゃないかなあ。ウイルスじゃなくっても、パソコンというのは突然壊れてデータが飛んでいく。うちのパソコンは時々、データベースの一項目だけ無くなることがある。もっとも、これはこちら側の入力ミスかクリックミスかなと思っているが。

ウイルスが入ったところで初期化すりゃ元に戻るんじゃないの?それすらできないの?

パソコンを入れてすぐの頃はウイルスバスターを使っていた。バカ正直に毎年更新もしていたが、何の前触れ、きっかけもなく、ウイルスが入ってきたことがある。ウイルスバスター、って、なーーーーーんの役にも立たなかった。それを2回も繰り返し、さすがに嫌になってウイルスバスターはやめてしまった。現在は無料のアバストを何年も使っているけど、こっちの方が安心できるような気がする。
もっとも、こっちはタダなんで文句をいう気にもならないだろうけど。

  1. 2017/05/17(水) 21:57:08|
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